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2008年江戸川のハゼ釣り日誌

2008年10月2日(木)
10月2日(木) 秋ハゼのリール釣り、10〜14pを111尾。伊藤遊船。アオシオ被害のため1ヶ月休釣していた。ハゼは大きくなったが、釣りポイントが少なくて限定される。本日はリールでの試し釣り。13ヶ所を釣り回ってみた。釣れた場所は4ヶ所
 大潮、満潮6時29分、干潮12時19分。明日から中潮になる。
 朝の水温20℃、朝の気温15℃。水色、やや澄み。
 晴れ、北東の風。さわやかだった。
 6時から14時まで8時間の釣り。早上がり。
 朝一番で伊藤遊船さんの桟橋前で釣る。桟橋から投げて釣れた、という情報があったのでサオを出した。たまたま、なのか、オデコ。
 すぐに移動。沖に舫ってある乗合船の辺りで釣る。サオ3本のエサをとられたが釣れず。
 そのまま対岸へ行く。水深1.5mにアンカーを入れて、岸方面とボート尻と川中方面へ投げてみた。すぐに釣れてきた。4尾。とても型がよい。これは全部岸方面の浅場。
 釣れるのがわかったので30分ほどで上流へ移動。送水管までの間で3ケ所サオを出した。竹棒が立っている沖目と岸寄り。オデコ。
 次に送水管上手左岸、T遊船の船着場との間、水深1.5mにアンカーを入れた。送水管を睨みながら、左、右、下流方面と投げ分けてみた。遠投するから気持がよい。次々とききアワセをした。魚影が極端に薄いので、長くばかり置いておいても釣れるとは限らない。それに本日の釣れ具合を見ていると、ハゼが「いさえすれば」すぐに食いついてくるような釣れ具合とみた。だから、積極的に「引く」。ここで3ケ所動いて11尾を追加。合計で15尾になった。
 今度は右岸、Y遊船下流の水深1mへ行く。ミャク釣りで1000尾釣ったポイントのひとつ。T遊船のボートがいる。朝から釣っているとのこと。満潮時間帯を含めて水位が高いうちによくヒットしたとのこと。みなさんはけっこう釣果があったものと判断した。私はこの時点で15尾のみ。
 午前10時、T遊船さんの常連さんのうしろで釣り始める。皆さんはタカに上がっていて、桟橋方向を向いて釣っている。私はタカから深場へ落ちる斜面にボートがある。北東の風だから、常連さんの背中を見ながらその人のアンカーロープを目安に投げた。また、その人の投げている方向がわかるので、そのラインを外して投げた。ても、風が回るので、ボートが大きく動いてせっかくのキャスティングもフイになって、オマツリをしてしまう。その人にはわたくしの投げた方角が見えていないのだから、すべてわたくしの責任。常連さんには悪いことをしたと思っている。風のせいにばかりできない。
 13時まで3時間釣って95尾を追加できた。時速33尾。これは入れ食いといってよい。思わぬ釣果だった。すでに上げ潮になったのだが、ピタッと食いが止った。前の常連さんは釣れている。ということは、少なくとも、わたくしがキャスティングしていたエリアでは「ハゼを釣りきったかも」という思いが浮かんだ。常の年の魚影ではないのだから、その可能性は十分にある。
 釣りを止めて、同宿のボート近くへ寄ってリール釣りの様子を聞いた。アタリはあるという。ということは、わたくしのエリアだけアタリがとまったということ。
 ボートで、釣れている釣り場はいっぱいなので、このエリアの釣りをあきらめて下流へ移動。本日の目的は試し釣りなのだから、入れ食いを堪能したことだし、また、点々と右岸側を釣って歩いた。伊藤遊船さんの桟橋近くのT遊船の桟橋近くで投げてから、お終いにしようと思って、サオをたたんでいたら、1尾釣れてきた。合計で111尾。
 本日に限ってかもしれないが、2m以上のポイントでは釣れなかった。結局、1m前後の浅場を目標に投げたことになる。それでも、いっとき、入れ食いを楽しめたのでサオを出した甲斐があったと思う。
 本日の試し釣りは、伊藤遊船さんの桟橋から上流、新行徳橋下手までの右岸と左岸を釣り歩いた。中流域と下流域は時間がなかったのでいけなかった。また、ボートが一艘もいなかったこともあるので、たぶん、釣れないのだろうという判断もあったから、上流域を優先して釣った。ミャク釣りのポイント選定とは少し異なる。根掛かりのある場所は避けた。
 タックル、磯ザオ1号〜3号を7本使用、2000〜3000のスピニングリール、道糸ナイロン2号100m、ウデ10pまでのテンビン、全長1.3m自製3本バリ仕掛け、袖バリ4号、ハリス0.8号、糸付き、幹糸1.5号。青イソメエサ3〜4pと長くつけた。しゃぶられればシメタもの。入れ食いのときほど大きく長く付けた。アタリを持続させ続けるため。2尾掛け、3尾掛けが何度もあった。
 ポイントが狭いので早い者勝ちの釣りになる。船宿のアドバイスは必聴。
2008年9月5日(金)
9月5日(金) 秋ハゼのミャク釣り、6〜10pを273尾。伊藤遊船。私としては「貧果」。アオシオ被害のためと思える。
 中潮、満潮7時59分、干潮13時36分。あさってから小潮になる。
 朝の水温27℃、朝の気温24℃。水色、やや澄み。
 曇り、北東の風、午後晴れ間、南寄りの風。涼しかった。午後、オシボリ使用。
 6時から16時まで10時間の釣り、27尾/1時間。小型が多かった。6月下旬のような釣り。アオシオで12cm前後のデキの良型がたくさん死んでしまったため
 朝一番で、最上流域の左岸側、K遊船とO船宿の桟橋の間へ行く。前日までの、釣りポイントを踏襲。下流へ行った人が、沈船もゴロタもダメ、という情報。だから、本日は中流域と下流域は無視した。最上流域で討ち死に覚悟で釣った。私としては、やはり、討ち死にか?
 オールで川底を突いて、なるべく固い底を選ぶ。水深50cmで釣る。ラインが斜めになるのは仕方がない。かえって、積極的に斜めにして、サオをなるべく低くする
 釣れるハゼは6〜7pの小型が多い。生き残ったハゼはこのサイズが多いらしい。5〜7尾釣るとあとが続かない。すぐに移動する。その繰り返し。どうせ、また、この場所へ戻るつもりだから、アタリが少なくなったら移る。それがよい。問題は、5〜7尾釣るのに何分時間をかけるか、だと思う。
 大船が桟橋に着いたと思ったら、エンジン全開で、船体を洗い始めた。一帯は、いっぺんに濁ってしまった。洪水の濁流のような渦を巻いて濁りが「ぶっ飛んで」くる。アタリ消滅。満潮時間のちょうどいいときに、ダウン。仕方なしに、とりあえずあっちへいったりこっちへきたり。
 川水のニゴリは薄まったが、ニゴリそのものはある。また、戻ってきて、コツコツと釣る。水位が下がったので、試しで、水深1.5m以上の場所へ出た。オールで突くと固い砂地の感じ。2.1mサオを出す。釣れるのは6〜7pが多い。アタリだけはやけに大きい。
 右を向いたり左を向いたり、うしろを釣ったり前を釣ったりと、身体をひねるたびに、1.8mサオが靴に引っかかって踏んでしまいそう。本日は、ハゼが少ないので、ハゼを探すために、やけに忙しい。それをやらないと釣れないから一生懸命にやる。かといって、踏んづけるからといって、サオをしまったのでは、また、出さなければならない。
 閃いた。妙案を思いついた。ならば、1.8mサオにエサをつけて、ホン投げて置けばよい、ということ。釣れれば、めっけもの、釣れなくてもともと、邪魔にならないだけいいやっ、と思って実行する。だから、4本ザオで2本は完全な置ザオ。ときどき、2.1mサオを置ザオにする。周囲の人が見たら、あの人はなんていう釣りをしてるのだろうか、と思ったはず。置ザオで、けっこう、釣れてくるから面白い。
 本日は、魚影のきわめて薄くなってしまったときに釣行しているのだから、サオ数が多いほうが有利だったのかも。10束前後を釣るときは、4本だなんてとんでもない、ということになる。かえって能率が悪くなる。2本だって場合によったらさばききれないことだってあるのだから。
 本日は、4本ザオの釣りを半日やった。面白かった。ただし、ハゼの魚影は、まだ、回復していないと思う。放水路内のどの場所で釣れてくるか、ハゼに訊くしかない。いずれにしても、釣行時の、船宿の案内に任せてみるのがいいと思う。
2008年9月2日(火)
9月2日(火) 秋ハゼのミャク釣り、8〜14cmを1029尾(ヒネ4尾含む)。10束釣り22回目。伊藤遊船。1000尾を数えたので、30分早上がりした。釣り場は「市川水路」を選び、ワンチャンスをものにできた。満足。
 大潮、満潮6時03分、干潮12時21分。あさってから中潮になる。朝の満水時間帯は時速200尾が2時間続いた。10時〜14時までは水がなくて、チョロチョロの釣りだったが、辛抱してコツコツと拾った。上げ潮が効いてきてからは、そこそこに釣れた。このポイントは小潮回りで終日潮が高いほうが釣りやすいような気がする。
 朝の水温23℃、朝の気温25℃。水は冷たかった。水色、上流の山砂色でニゴリ。川の水は、舐めてみたが、塩辛くなくて、表面の水は真水。
 晴れ、北のち南西の風がややあった。でも、釣り場は風を避けているので、爽やかなわりには蒸し暑かった。オシボリ2本使用。ポカリスエット1.8g1本飲んでしまった。
 6時から15時30分まで9時間30分の釣り。108尾/1時間。8時までに400尾、200尾/1時間。あとはチョロチョロの釣りで、5束〜8束に達するまでが、とても、辛抱が必要だった。食いが立っているときに、ガバッと釣る、というのが、私の釣りパターン。
 朝一番で「市川水路」へ行く。聴き慣れないと思うが、本日の私の選定場所。晩秋から初冬にかけて、行徳港内で落ちハゼのリール釣りをするが、その一番奥まった右手の水路を入った奥。
 選定した理由。ここは、千葉県指定の「野鳥の楽園」からの雨水を含んだ排水がある。また、中江川排水機場と湊排水機場からの雨水の排水がされる。江戸川放水路は、アオシオ被害が前代未聞のひどさだった。市川水路は、この間に降った雨水が連日のように放水されていた。したがって、アオシオ被害は軽微で、ハゼの死骸はほとんど見られなかった。また、水路両側には、工場群があり、工場敷地内に降った雨水が土管から水路内へ排水されていた。以上のことから、市川水路内には、かなりのハゼが生き延びている可能性があると推定した。そのため、伊藤遊船さんには、無理を承知でお願いして、市川水路まで曳船をしてもらった。本日は、行徳可動堰が閉められた翌日であり、アオシオ収束直後の試し釣りだった。放水路内は他宿のボートなどがでていたので、釣れ具合の情報は入手できるものと判断して、急遽、市川水路を釣ってみた。散らばって釣れば全体が分かる
 市川水路内は、両側が切り立った岸壁で、岸から5mほどが斜面になっていて、満潮時間で50cmから1.8mサオいっぱいまでの場所。それから先は、ドンと落ちていて深くなる。干潮時間でも2.7mサオが必要な急斜面。タグボートに曳かれた大船が奥まで一箇所だけ入るから中央はドン深。したがって、本日は、満潮時間も干潮時間も1.8mサオで釣れる範囲内の深さを釣ることにして終日釣った。
 ゴロタ石や牡蠣、沈澱した流木などがあるから多少は根掛かりする。我慢しながら釣る。本日釣れるハゼは10p以上の良型ばかりで、8〜9cmは小さくなったエサで釣れる程度。付けるエサが大きいし、良型が多いから、中型小型が釣れてくるヒマがなかった。
 上手な人なら、テンプラ用に、かなりな数をひらけるサイズのハゼ。本日の、このような釣りは早い者勝ちということになる。
 市川水路は、一般的には、江戸川放水路のボート屋さんは釣りに来ない。遠いために送迎が大変なためと、このエリアをテリトリーにしている船宿さんへの遠慮があるためかと思える。そうはいっても、今年は未曾有のアオシオ被害で、直後の洪水もあり、ハゼにとってはダブルパンチで、放水路のハゼはノックアウト寸前の状態。
 釣り人というのは、一面、我慢がしきれない性格が強いと思うのだが、私もご多分に漏れず、釣りたい一心で、ただそれだけで、頼み込んで、例外で、曳船をしてもらった次第。
 釣りに来た人が釣れないでしょんぼり帰るのではこれまたどうしようもない。いかに、釣れないのを覚悟してきたとしても、現実に釣れないとそれはがっかりしてしまう。
 次回の私の釣行は、放水路内でハゼを探索する放浪の旅となる予定。10束釣りはとうの昔にあきらめている。例年、今頃の季節は、湾岸道路から京葉線鉄橋下までの右岸、ミオ筋周辺で良型が釣れてくるのだが(ここは次回の釣行予定)、もし、ミャク釣りで、思うように釣れなければ、秋ハゼのリール釣りに切り替えるのは時間の問題。今年は例年よりはずっと早い時季に切り替えようと思っている。絶対数の少なくなったハゼを釣るには、リール釣りで広範囲に投げて、5〜7本のサオを使って釣るのが効率がよいと思う。釣れないのに、ミャク釣りで頑張るだけの忍耐力は、私にはない。本日は例外中の例外の釣果。市川水路で腰を据えて釣ったのは15年ぶり。
2008年8月22日(金)
8月22日(金) 夏ハゼのミャク釣り、7〜13pを1166尾。10束釣り21回目。伊藤遊船。風のため、そして、スタミナ切れのため、30分早上がり
 中潮、満潮8時10分、干潮13時53分。明日から小潮になる。
 朝の水温27℃、朝の気温20℃。水色、澄み。昨夜、宵のうち、カミナリが鳴って大雨で風も強かった。アオシオの発生を心配した。
 晴れときどき曇り。北東の風、のち、東の風、強風。対岸からの波高い。涼しいのを通り越して寒い。終日、厚手のカッパを上下着て、首にタオルを巻いて保温し、船宿のライフジャケットを着て、ようやく、寒さをしのいだ。今年の天候は異常だらけ。
 6時から15時30分まで9時間30分の釣り。122尾/1時間。午前中の6時間で740尾、123尾/1時間、残りの3.5時間で426尾追加、121尾/1時間。結果としての数字としては、まあまあのペースに見えるし、例年はこんなものなのだが、本日の釣りは苦労した。決して、楽な釣りではなかった。それは、本日釣ったポイント群での魚影の濃さ加減にムラがあったということ。二日前のテレビ取材のときと同場所だったが、型も数も釣れるペースも前回よりも劣ったので、ハゼが動いたのではないのか、という疑問を持った。それは、別のデータからも推測できる。そうであったとしても、私は、大きくは動かずに、エリアを絞って、辛抱して終日釣った。本日は、私としての「大釣り」、例えば13束とか14束とかは捨てて、10束に乗せることだけを最優先して釣った。行きたい場所もあったのだが、偵察釣りは放棄した。過去の経験が生かせたと思う。
 朝一番で、二日前のテレビ取材でいい釣りをしたゴロタ上手へ行く。右岸、東西線車庫前。気持のどこかに、本日はいただき、という安直なものがあったと思う。こんなときは失敗をする。
 水位が低いので、1.8mサオいっぱいまでのミオ筋の斜面を釣ってみた。貧果。アレッと思う。仕方なく、すぐに、水深0.5〜1mへ上がる。チリチリの連続。それからは、ゴロタ上手一帯を頻繁に移動して様子を探る。1時間釣って100尾。水温の低下と北東の強風が原因の一つと判断してみた。ということは、満潮が8時なので、水位が高くなるまでは、浅場で辛抱して釣って、下げが効くのを待って数をまとめようと思った。そのために、一ヶ所で30尾ほど釣ると、即座に移動、ボートの右で15尾、左で15尾、という具合。だから、一度釣った場所もハゼはかなり残っているはず。したがって、同エリア内を、行ったり来たりを繰り返す。500尾になるまでが、辛抱が要った。
 10時、かなり水深が浅くなってきた。朝一と同じくらい。ゴロタ上手70mほどに目印の棒が2本立っている前に行く。棒の内側に牡蠣の山がある。牡蠣山の手前にアンカーを入れて、ミオ筋と干潟になる斜面を釣る。思った通りの12〜13pの良型の入れ食いになった。朝、やりはじめの水深とほぼ同じ水位。なのに、今度は入れ食い。これだから、ハゼのことは分かっているようで分からない。時計をみると、ちょうど、朝から6時間になり、740尾まで数えた。ほっとする。かなり、挽回できたようだ。
 それからは、カニの横ばいのように、1.8mサオで道糸10p余りのラインの斜面を積極的に釣った。風が強かったので2.1mサオは出さなかった。ゴロタの棒から見通した直線で、ミオの斜面に牡蠣の群落が帯状に連なっている。大潮でも露出しない。だから、知らない人が多い。そこを徹底して釣る。良型ばかり。根掛かりは仕方がない。その斜面をちょっとでも外れると型が小さくなり、13p級もときおり交じる程度に減る。だから、午後からは、型狙いで釣ってみた。本日は大釣り放棄だから、ともかく、10束に乗せればいいだけなので、気持は楽になったのだから、型狙いで遊んでみた。思いのほかの釣れ具合で、すぐに、夢中になって釣った。エサはタラシをたっぷりと出して付けた。だから、7〜8p級はアタリだけで12〜13p級だけが最初は釣れてくる。食い千切られてエサが小さく軟らかくなってから10p未満が釣れる程度。だから、面白くて仕方がない。
 風も波も一向に静まらないし、スタミナも切れてきたようなので、おまけに、月水金と、今週は3回もハゼ釣りをしてしまったのだから、もう、いいかっ、という気持になった。つまり、気持が切れたワケ。東の風になっているので、風に流されて、というわけにはいかないので、スポーツセンターのボート漕ぎのつもりで、エッサエッサとオールを漕いで桟橋へ行った。
 なお、本日の二番手が1054尾、三番手が531尾だった。二人とも高校生。この二人は一艘のボートに二人で乗った。私の近くで釣っていたが、移動するというので場所を言って偵察を頼んでおいた。釣っている場所は見えるので、あの様子ではきっと釣れているな、と思っていたら、案の定、 大釣り。二人で乗って10束と5束ということは@二人にそれだけのハゼを釣る力があったことAそれだけ二人が釣れるだけのハゼのいる場所を見つけたこと、の二点だと思える。ということは、魚影がものすごく濃いということを意味していると思う。それと、ハゼは生き物ということを、今一度、思い知らされた思いだ。天候に敏感に反応して、着き場を変えたと思えるからである。ハゼの明日の着き場のことは、分からないのだから、過去の実績を頼りに、運を天に任せて、これからも、ハゼを探そうと思っている。5束以上を釣りたいと思ったら、そうしたほうがよいと思う。
 タックルその他は前回と同じ。青イソメエサ、前半は1〜1.5cmで付け、後半は1.5〜2pで付けてハゼを寄せた。空振りも、意識して繰り返すことができれば、それはテクニックのうち。空振りをしている7〜8p級を釣ってしまおう、と決意したら、ハリに付いたエサを0.5cmと小さく千切って振り込めば一発で釣れる。このことは、釣れ続けさせる、ということとは、裏腹のことなのだから、そのつもりで、使い分ける必要がある。
2008年8月20日(水)
8月20日(水) 夏ハゼのミャク釣り、8〜15pを605尾(ヒネ6尾含む)本日は10束釣りとは無関係の、番外の釣り釣りビジョンのスモールゲームズという番組のはぜ釣りの取材協力を、私と伊藤遊船さんとで担当した6時30分から11時30分までの5時間の釣り。本日の釣果は、しばらくのあいだ、幻の釣果としておきます。
 中潮の初日、3日後には小潮になる。満潮6時37分、干潮12時57分。潮は高かった。
 朝の水温29℃、朝の気温24℃。水色、ササニゴリだが、ときどき、澄み。
 晴れ、朝のうち無風で暑い、のち南の風で爽やかになった。
 6時30分から11時30分まで5時間の釣り。121尾/1時間。良型が入れ食った。2980g、4.9g/尾。
 本日は、テレビの取材の日。6時半、スタッフともども、沈船へ行く。スタッフは水門近くまでいって、水中カメラでハゼを撮影中。私は、沈船周辺で釣りながら、スタッフがくるのを待つ。伊藤遊船さん、T遊船さん、O遊船さんのボートが密集したので、録画撮りには不向きの様子になったので、200尾釣ったところで、私は離脱、ゴロタへ移動した
 ゴロタにはTT遊船さんの常連さんがゴロタの上で釣っていた。顔見知りの人。取材を告げて、それとなく、根回しをする。私は、ゴロタの縁を回るように釣る。12cm級の入れ食い。沈船よりもふたまわりは大きい。こんなときもある。当たり。日によって違う。
 スタッフがきた。みんなで、私の釣れ具合を見ている。ともかく、入れ食いだから、感嘆しきり。水中カメラで、ハゼがともかくたくさんいる、ということを確認してきているので、あとは、どれだけ釣り上げる技術があるのか、ということだけだと、実感した様子。
 スタッフは船宿仕掛けで挑戦開始。私のボートにカメラさんが一人乗ってきて、カメラを回しっきりで、私の釣りを撮影している。ピタッとくっついて、2本ザオの釣りを録画。長時間だからフィルムを入れ替える。1本ザオと2本ザオの違いを質問されたので、釣りながら答えた。本日は、良型が入れ食っているので、カメラ写りもさぞかしきっといいと思えた。
 私の釣り方はいつもと同じ。良型狙いで的を絞ったので、エサはタラシをしっかりと出して、長く付けた。2pはある。エサの太い部分はタラシを5ミリほどにだして、空振り覚悟で大型を狙った。だから、引きがよくて、釣れてくるハゼが、ボートの縁にボテッと当たるので、見ごたえ十分の釣りだったと思う。中小型は無視。
 ハゼ釣りに挑戦するスタッフも、釣りの猛者が二人きている。デカボーに乗って、そちらもカメラがついている。撮影しっぱなし。チョイ撮りなどではない。さすがに、釣りビジョンだけのことはあると、感心した。
 放映予定、9月10日21:00〜、スカパー753チャンネル、釣りビジョン「スモールゲームズ」。その後の再放映予定は本日現在未定。おそらく、10月までの一ヶ月はハゼ釣り番組を流すのかも。
 サオ、1.8m2本、袖バリ1号、オモリ1号、自製胴付き仕掛け、ハリスの長さ3p、道糸ナイロン1号、仕掛けを付けた先糸は1.2号50cm。仕掛け図は「江戸前のハゼ釣り上達法」または「天狗のハゼ釣り談義」を参照されたい。
2008年8月18日(月)
8月18日(月)夏ハゼのミャク釣り、7〜14pを1513尾(ヒネ2尾含む)。10束釣り20回目。伊藤遊船。目方は6365グラム、4.2g/尾。デキハゼが確実に大きくなっていて、その良型が釣れている。本日は型狙いと10束の両天秤で、二兎を追った
 大潮、満潮5時17分、干潮11時57分。本日の朝の潮はとても高かった。
 朝の水温28℃、朝の気温20℃。水色、澄み。
 晴れ、北のち北東の風、のち、南東の風。朝方は涼しすぎるくらいだった。日中はオシボリ使用。
 6時から16時まで10時間の釣り。151尾/1時間。入れ食い。午前中6時間でちょうど900尾、150尾/1時間、残りの4時間で613尾、153尾/1時間。終日、同じようなペースで釣れたことになる。
 朝一番で沈船へ行く。沈船と岸との中間に牡蠣礁の山がある。その上へ乗る。潮がとても高いので、水深が確保できるので、安心して、牡蠣山の上に乗った。根掛かり覚悟の良型狙い。水深1.5m。このくらいあると、牡蠣山の上でも釣りになる。穂先下へオモリを軟着陸させられるため、根掛かりが少ない。エサは1.5cmほどの長さで、タラシをたっぷりと出した。正解。水深があるから、根掛かりが少ない。釣れれば大きい。同宿のボートが来て、並んで釣る。そのお客さんがこんなに釣ったとビクを見せてくれた。ボリュームがすごい。
 500尾を数えたところで浅くなってしまった。二人して離れた。私は、ゴロタまで上がって、その沖目の川中の瀬の上に出た。水深がまだ1.5mはある。ここで、久しぶりの釣り。釣れた、釣れた、といいたいくらいの釣れ具合。しかも、空振りが少なくて、良型。アンカーを上げると、海草がたくさん着いてくる。ハリにも、オモリにも着いてくる。この海草があるくらいのほうが、この場所のハゼは大きくなるし、釣れもする。ようやく、そのような条件が揃ったようだ。ただし、リール釣りの人には不向きの場所。海草で何もかもが団子状になってしまうから。ミャク釣りの場所。
 川の真ん中には誰もいないから、やりたい放題に移動を繰り返すともかく、エサを大きめに付けて放り込めば、サオを持っていってしまうのだから、こんな楽な釣りはないと思う。通っているとこんないい思いがときにはできる。この瀬の上で482尾を追加した。船宿の船頭さんが巡回してきたので魚を渡す。
 瀬の上が50cmと浅くなった。しかも、水色が澄みで、見釣りができるようなありさま。陽も強くあたってきた。さすがに、食いが悪くなった。潮止まり時間過ぎ。そこで、移動。沈船の上手5m、ミオ筋の外側、水深1.2mへ行く。私の好きな場所のひとつ。釣果の数を整えるつもりだった。
 上げ潮にかかったので、どんな具合かとサオを出したところ、7〜12cm級の交じりで、ここもまた、入れ食い。本日は、いったい、どうなってしまっているんだろうか、と思うような釣れ方。なんだかわからないが、釣れるのだから目いっぱい釣ってやろうと手返し勝負をしてみたエサは1p〜1.5cmと、釣れるハゼのサイズを見ながら大きさを変えた。細いエサは、頭をそのままで、頭から縫い刺しにして使った。エサ持ちがよい。太目のエサは1pくらいに付けた。ハリに付けてから切る。空振りするようならば、ハリに付いているものを、さらに、少し千切る。
 潮がどんどん上げてくるので、1.8mサオが底へ届かなくなりそうになった。そこで、沈船よりも岸寄りのラインへ入った。水深は、ボートが上流を向くので、左が1m、右が1.5mほどの斜面を選んでみた。ボートの尻が振れるので、これでちょうどいいようだ。浅い場所へ上がって行くハゼを釣る。けっこう、いい型がいる。交じり。5〜6cmの小型は無視して、エサ付けで調節して、ハリにかからないようにして、良型だけを選んで釣った。本日は、そのような贅沢な釣りができる条件が揃ったようだ。沈船上手へはいってから613尾を釣って納竿にした。本日も満足の釣りだった。なんといっても、数が1500を超した。自己申告よりも検量数が15尾少なかった。私の数え間違い。誤差約1%。型も揃って6365グラム、4.2g/尾。
 アオシオなどのアクシデントがないにもかかわらず、いまの時季に、1500とは、途方もない釣果だと思う。例年ならば、10束を揃えるのに、四苦八苦している時季だ。しかも、中流域で釣れ盛っている。今年はそのような環境が出来上がっているようだ。それならそれで、釣り人としても、それにあわせるだけのこと。釣り場が近くてやりやすい。しばらくの間、釣れ続くのではないのだろうか。なお、湾岸道路よりも下流域でも釣れているようだが、中流域で釣れている間は、下へ行く気がしない。横着になったのかな、とも思う。今年は少し楽をしてみようと思っている。下流域は、今後のリール釣りのために、ハゼを残しておいてもいいと思える。それは、私だけの気持。
2008年8月14日(金)
8月14日(木) 夏ハゼのミャク釣り、7〜13pを1217尾。10束釣り19回目。伊藤遊船。本日で、10束釣り「連続」19回となった。過去20年間で、自己新記録を達成した。過去の記録は、2007年18回連続、2003年と2005年に各15回連続の記録があった。今シーズンのチャレンジは、まだ、続くのかも!!でも、それは、ハゼのご機嫌次第。
 中潮、干潮9時30分、満潮16時51分。明後日から大潮になる。本日は、思っていたほど潮が下がらなかった。南風の影響か?予定変更を余儀なくされた
 朝の水温29℃、朝の気温27℃。水色、ササニゴリ。
 晴れ、ときどき、曇り。南の風、午後、南西の風、ともに、やや強かった。風が強くて白波が立ったので、狙っていたポイントでの釣りを、断念せざるを得なかった。次にとっておく。風が強くて、ときどき曇ったので、川の上は爽やかだった。オシボリ使用。スポーツドリンク2gボトル1本、麦茶2本持参。熱冷却シート使用。梅干大2ケ食べた。
 6時から15時30分まで、9時間30分の釣り。128尾/1時間。風のため、30分早上がり。朝の5時間で697尾、139尾/1時間、残り4時間30分で520尾追加、115尾/1時間。どうしても、午後の方がペースが落ちる。諸条件もあるが、スタミナ切れもあるのかも!!
 朝一番で、沈船へいく。本日の潮では、沈船はさほどには露出しないはずなので、棒を目安にして、沈船の上を釣ることにした。2本ザオをそっと振り込んで、水中遊泳をさせる。コツンと牡蠣にあたる。その前後にギュギューンとサオをひったくるアタリ。ハゼがエサをくわえて走る。牡蠣礁の上での釣りの特徴的な引き。2本同時だから2本とも取り込んでしまう。1本だけのアタリのときは、もう1本はそっと落しておく。引きずったら最後で、根掛かりしてしまう。12cm前後の真っ茶色のハゼばかり。本日は、どうゆうわけか、私以外のボートが全然現われない。チャンス到来、と思って、本日の釣りは、沈船を徹底的に釣ってやろうと思った。こんなチャンスはめったにない。10年ほどだろうか、このように釣っていないと思う。大抵は、他のボートがいるから、遠慮して、近づかないようにしていたから。
 潮が引いて、ボートの底がゴツンゴツンと牡蠣にあたる。牡蠣山の外側ヘボートを移す。偏光グラスで、牡蠣山と砂地の見分けがつく牡蠣山の際を釣る。その際に、牡蠣山の上から砂地の方へ仕掛けを水中遊泳させる。牡蠣山へは軟着陸させない。エサを追ってくるから、ハゼを誘導するワケ。牡蠣山から落ちた砂地へ着底する直前に、しっかりとしたアタリが出る。こんな面白い釣りはないと思う。今度は、砂地があるから、サオ1本は砂地を釣る。根掛かりの心配はない。ただ、置ザオにしていてハゼが釣れているときは、仕掛けを牡蠣山の上へもっていってしまうので、根掛かりしてしまう。だから、アタリがあったとわかったときに、ハゼを取り込むようにした。
 岸側が浅くなった。それと、沖を遠慮のない走りでマイボートや大型の船が通過するので、浅場はガバガバの波ですっかり濁ってしまった。釣りにならなくなる。干潮時間帯の宿命。風が川下からだから、沈船の下手へ回る。今度は、やや、深いから下が見えない。根掛かりしながら、仕掛けの消耗を覚悟で釣る。予備仕掛けは15組用意してある。突風がときどき吹いてきて、ボートの揺れが激しくなった。それに、潮が思っていたほど下がらない。
 風が強いから、2.1mとか2.4mのサオは出したくない。やむなく、予定変更をした。そのまま、沈船の沖側の縁を回り込むようにボートを着ける。牡蠣山からドンと落ちた場所と、ボートの反対側を釣る。1.8mサオで道糸20p余りくらいの水深。良型を抜き上げる心地よい引きを堪能できた。
 沈船の上と周囲をグルッと一回りして5時間、船頭さんが巡回してきたのでハゼを渡す。697尾との連絡。どうやら、10束の射程距離に近づいた思い。本日の強風では、浅場で釣るしかないので、これからの5時間はボート酔いと戦いながらの釣りになる。これが、けっこう、大変。ボートが前後左右に揺さぶられるので下を向いていると目が回る。それに、風波以外の船の引き波が加わるから、ボートがクネクネとした揺れになる。
 本日のただ一つの救いは、私以外のボートが一艘もいなかったこと。これが幸いだった。波と風と上げ潮に押されて、残り時間は沈船周りを放棄して(本当はもう一回りしたかった)、上流方向へ水深50cm〜1mの場所を釣りあがった。午後からはペースがやや落ちた。やむを得ない。それと、真っ黒い雲が西の方角からやってくるのが見えた。船宿ではカミナリを聞いた、といっていたが、釣り場ではまったく聞えなかった。ただ、カミナリが鳴ったら釣りを中止する構えだったので、10束に到達することだけを急いだ。
 雨もカミナリもなかったが、風だけはますます強くなり、白ウサギもたくさん立っていたので、30分早上がりをした。
 本日のハゼは、沈船上とかその周辺では10〜13pの良型、沈船から外れるほど、大中の交じり、上流方向への上げ潮時の浅場では、大中小の交じりだった。この付近では、小さくなったエサに、7p前後のハゼがかなりアタックしてきたので、今後とも、楽しみだと思う。というのは「小型がたくさんいるらしい」ということは、このエリアでは、ハゼの「新規供給」あるいは「補充」が続いているという証拠。デキの良型ばかりが釣れて、小型がほとんど釣れてこないということは、そのときにきた釣り人にとっては嬉しいことなのだが、先行きのことを思ったら、ちょっと、気になること。「補充」が弱いということは、いまいるハゼをある程度釣りきってしまったら、しばらくの間は、まったく、釣りにならない時期がある、ということなのだから。だから、大中小の交じりで釣れてくる、という状態が、より、いいのではないか、と私は思っている。
 サオ、1.8m2本、袖バリ1号、オモリ1号、自製胴付き仕掛け、ハリスの長さ3p、道糸ナイロン1号、仕掛けを付けた先糸は1.2号50cm。仕掛け図は「江戸前のハゼ釣り上達法」または「天狗のハゼ釣り談義」を参照されたい。
2008年8月11日(月)
8月11日(月) 夏ハゼのミャク釣り、8〜14cmを1438尾(ヒネ6尾含む)。10束釣り18回目。伊藤遊船。良型狙いで釣った。10p以上がほとんど、ヒネかデキが迷うようなサイズが多数交じった。総重量5630グラム。3.9グラム/尾本日は、偵察釣りのつもりで入釣した場所が入れ食いだったので、終日、そこに居座って釣った。そのエリアで、終日釣ったのは、8年ぶりか?満足。こんなこともある。
 長潮、干潮6時43分、満潮15時39分。一日中、だらだらと上げる潮。よく釣れた。
 朝の水温30℃、朝の気温25℃。未明の午前2時半頃、ドドーッと音を立てて、40分くらいの間、集中豪雨のような雨が降った。水色、ササニゴリ。
 曇りときどき晴れ。東の風弱く、ボートがグルグル回る。無風の時間があり、蒸し暑かった。午後、南東の風がそよそよと吹いてきて、やっと、涼しくなった。オデコに「熱冷却シート」を貼ってしのいだ。その他は前回同様の熱中症予防対策をとった。
 6時から16時まで、10時間の釣り。正午までに950尾、158尾/1時間、納竿までに488尾追加、122尾/1時間。終日、入れ食いだった。あまりの良型揃いのために、伊藤遊船さんに頼んで、目方を量ってもらった。忙しいのにやってくれた。5630グラム。3.9グラム/尾。5キロオーバーとは尋常の目方ではない。粒が揃ったということ。午前中の分が目方がかかり、午後の方が、やや、粒が小さかった。
 朝一番で、伊藤遊船の対岸、左岸、東西線鉄橋上流100mほどの水深1mへ行く。本日は長潮で、明後日からは中潮、この辺りの、牡蠣礁はこの潮では露出しないから、少し沖目からオールで川底を突いて、牡蠣の群落を捜した。水際から15mほどのところにあった。もっと、沖目にもあり、そこには旗が何本も立っている。本日は、上げ潮を釣るので、沖目は無視して水際近くの牡蠣礁だけを探索した
 牡蠣礁の際を釣れるようにボートを着けた。それでも、ボートが尻を振る。仕方がない。牡蠣礁から外れた砂地を釣る。水深は1m前後。10〜12cm級の入れ食い。すごく、エサに飢えているみたい。ガツガツと食ってくる。だから、エサは大きくつけてやった。別にエサは5ミリくらいでも、本日の釣れ具合では、釣れないことはないのだが、ハゼを、気が狂ったように夢中にさせてしまおうと思って、大きく長く付けてみた。あたりっぱなし。
 同宿のボートが次々と入釣するので、押し出されるような格好で、上流へ上流へとボートを移す。大きなエサで、コマセをたっぷりとまいてあるのだし、ハゼもたくさん残っているから、あとから来た人たちのことは、何の心配もなく、私は上流方向へ「逃げた」。そのうちに、入りきれないボートが、私を追い越して、私の上手に入る。2〜4艘。行き先を蓋をされてしまったので、もう、しょうがない、と思って、今度は、もと来た方向へバック。ただ、水位が高くなっているので、来たラインと戻りのラインが微妙に外れた。デキの大と中の交じり。全体に、やや、小さいか、という感じ。それでも、相変わらず、よく、釣れてくる。
 他の場所でやっていた人たちも移動してくる。1艘や2艘ではない。また、塞がれる。やむなく、上流方向へ再度向う。またまた、さっきよりも、岸近くを釣る。納竿前の1時間は、水深30〜50cmほどの浅場を釣ってみた。偵察のつもり。時速100尾程度で釣れる。しかも、型がよい。南東の風がやや吹いてきたのが幸いして浅場でよく食った。風波が立った方が浅場はよい。
 本日は、偵察釣りのつもりで釣ったのだが、思わぬ大漁だったので、腰を据えて釣ってしまった。本日のエリアでの10束釣りは8年ぶりか?ともかく、実績はあったのだが、なにかと、チャンスがなくて、偵察釣りでお茶を濁していたエリア。このような釣れ具合も珍しいと思える。たまには、このような、まぐれあたりの日並に恵まれるのも、悪運が強いうちに入るのかもしれない。
 まあ、それも、前日までの船宿情報のなかに、宝石が交じっていたわけだが、それも、偵察釣りを実施しなければ、見逃していたかも知れないもの。試しに、ちょこっと、サオを出してみるのもいいものだと思う。本日は本当にラッキーだった。
2008年8月8日(金)
8月8日(金) 夏ハゼのミャク釣り、6〜13pを1235尾。10束釣り17回目。伊藤遊船。思い通りになったので、楽しめた釣りだった。ストレス解消。
 小潮、満潮9時12分、干潮14時35分。7月25日と同じような潮。そのときと同様に、沈船周辺を狙うつもりだったが、他宿のボートが先着していて、あきらめて、他のエリアを釣った
 朝の水温30.5℃、水色、ササニゴリ。朝の気温27℃、午後の気温35℃、最高気温だったらしい。
 朝から晴れ、南の風、暑いわりには爽やか、風のせい。午後、南西の風。大きな梅干2ケ持参、2リットルのポカリスエット1本飲んでしまった。クーラーに冷水を作り、ビショビショのタオル2本を交互に頭に被って暑さをしのいだ。これは「超」涼しかった。頭と肩を冷やしておけば大丈夫。
 6時から16時まで10時間の釣り。123尾/1時間。正午までに810尾、135尾/1時間、納竿までに425尾追加、106尾/1時間。
 朝一で、右岸、東西線車庫前の沈船へ行く。他宿の先着ボートがいる。本日の予定は、7月25日と潮が同じようなので、朝一で、沈船横の牡蠣礁周辺を釣り、満潮時間以後は妙典排水樋門前から釣り始めて、沈船までを釣り上がる予定だった。しかし、先着のボートが両方のポイントへ入っていたので、バッティングを避けて、予定を変更、沈船上手、水深1mで釣る。入れ食い。8〜10p級。ボートが上流を向くので、右が深くて、左が浅い。右側が型がよい。だから、上げ潮だが、移動するたびに、やや、沖目へ移す。水深1.5mほどで良型がよく釣れる。
 こんな釣れ具合だったら、予定変更でOKだった。ならばと、本日は、沈船上手とゴロタまでの中間のエリアで腰を据えて釣る覚悟を決めた。イチかバチかの勝負。もともとの、私の釣る予定を立てていたエリアの釣れ具合は、他宿のボートの動きを見ていればわかるし、HPの数字を見れば判断できることだから、と思った。それを楽しみにとっておいて、変更したエリアで釣る。
 「良型狙い」と息張らなくても、良型がかなり交じる。したがって、エサは細いものは1.5cm以上に付けてタラシを出し、やや太いものは、1pと短いが1号のハリが隠れる太さで、コロッコロッという感じに付けてみた。6〜7p級がかなりたくさんいるらしいので(エサが小さくなると必ず釣れてくるからそう判断できる)エサを食いきれなくて、ハリまで口が届かないから、空振りも激しい。それでも、釣れれば大きいから、空振りだって楽しい。しまいには、ああ、これは、中型だなっ、と思えるアタリはあわせなくなってしまった。食わせておく。引っ張らせておく。周囲から見ていたら、どのように見えるのだろうか。
 そのような釣り方をしていると、両手にサオを持って振込みを繰り返し、アワセて釣り上げる、ということが多くなる。だから、2本ザオでも、かなりの数を、ミャク釣り本来のアワセで釣っていたと思う。振り込んで、アタリがなければ、一呼吸待って、すぐに、振込みを、やり直す。これが、水深1.6mほどまでの釣りでは、私の常套手段。だから、空振りをして振り込み直しているのではないアタリを出すために、再振込みをしているワケこれが、どんなに水深が浅くても、私の著書で「水中遊泳」と名付けた誘いのテクニック。振り込んだエサが、ハゼから見たら、空中を乱舞するわけだから、振込み直すと、しっかりとしたアタリが出る。これは、じつに、気持がいい。サオをもって、誘って、じっと、待っているというのは、私もやらないわけではないが、私の性格にあった釣り方ではないと思っている。だから、釣りそのものは、かなり、セッカチな釣り。どちらかというと、静よりも動。
 再振込みの回数だけアタリが出せる、と思えばよい。サオ2本を手に持っていて、2本ともアタリがあったとき、食いアタリであれば、2本を釣り上げる、という釣りを本日はやった。そのようにしてもよいほどの魚影と判断したため。でも、両方とも食いアタリとは限らないから、釣り上げるほどのアタリでない方のサオは置ザオにしておく。これは楽しみなもので、釣ったサオを振り込んでから、置ザオを上げると、かなりの確率で釣れてきた。だから、釣って片方を置ザオ、振り込んで、(置ザオにした方で)釣って、置ザオ、というサイクルができた。この連鎖を可能にするのは、エサ付けである。だから、エサ付けは、大きいか長いか、どちらか。アタリを出し続ける、ということが大事。アタリさえ途切れなければ、そのうちに、きっと、釣れてしまう。
 沈船上手とゴロタの間は砂地だが、帯状に牡蠣の群落が点在する。場所がわかっているようでわかっていない。水位が高くて底が見えないから、沖目から岸方面へ釣り上がる形にして、どこかで、牡蠣の群落にぶつかる、という釣りをした。牡蠣周りには良型がいた。だから、移動して、突然に良型が釣れ始めたら、その付近に牡蠣がある、と判断して、根掛かり覚悟で釣った。
 下げが効いた午後、南風に吹き寄せられて、川面に沖から「アカシオ」が入ってきた。川半分以上が赤い。偏光グラスをかけているから、それはすぐにわかった。それが徐々に、沈船付近を覆ってきた。だから、水色のよい浅い場所へ、とりあえず、逃げてみた。水深が30〜50cm。型は6〜9pほどで、どちらかというと、小型が多い。辛抱して釣る。そのうちに、風が南西になって、けっこう、ヒューッと吹いた。途端に、アカシオが対岸方向へいってしまった。水色が戻ったので、それではっ、とまた、元の場所へ戻る。水深1.5mのラインを釣ってみた。いまの時季、この日照り、暑さ、風を考慮すると、干潮時間に向って、良型のハゼは、やや、深場に着いている、と判断した。だから、1.8mサオでいっぱいの場所まで探ってみた。ボートがナナメに川中方向へ向くので、右を釣ると水深1.4mくらい、左へ振り込むと1.8mサオで道糸10p余りくらい、という斜面。本日の、今の時間のハゼは、こんな斜面が大好きだったようだ。それを見つけた嬉しさ。思い通りの型揃いだった。膝に乗せたサオを水面へ引っ張ってもっていってしまう食い方。干潮の潮止り間近とはとても思えない食い方。同宿のボートも同じようなラインに並んだ。
 
潮の干満と風や水温の変化で、ハゼはかなり敏感に移動すると思う。だから、ハゼの今現在の新しい着き場を「常に探す」、という釣り方が必要と思う。ポイントは、絶対、固定、確定ではない。ハゼは生き物だから、そのときそのときの、居心地のよい場所へ動くと思う。本日は、どうやら、70%くらいの確率で、場所を捜し当てることができたようだ。もちろん、見込み違いもあった。でもそれは、データとして蓄積できるから無駄ではない。
 田舎のお盆の季節になった。中流域でハゼが釣れている。例年にない釣れ方と思う。今年の特長。釣れている場所で、釣れてくるハゼを釣る、というのが私の釣り方。それは、私自身が、ハゼとともにある、といってもいいと思う。
 サオ、1.8m2本、袖バリ1号、オモリ1号、自製胴付き仕掛け、ハリスの長さ3p、道糸ナイロン1号、仕掛けを付けた先糸は1.2号50cm。仕掛け図は「江戸前のハゼ釣り上達法」または「天狗のハゼ釣り談義」を参照されたい。
2008年8月4日(月)
8月4日(月) 夏ハゼのミャク釣り、5〜14cmを1483尾(ヒネ3尾含む)。10束釣り16回目。小型はスレ掛り。セイゴ1尾、ダボ15尾ほど。伊藤遊船。本日は、久しぶりに型狙い。大成功だった。
 大潮、満潮6時12分、干潮12時50分。明日から中潮になる。満潮の水位がとても高かった。それを利用した
 朝の水温29.5℃、朝の気温27℃。水色、ササニゴリ、良好。
 朝のうち曇り、のち、晴れ、暑い。熱中症対策を実施。南西のち南の風、少々程度。釣り日和だった。
 6時から16時まで10時間の釣り。148尾/1時間。正午までに841尾、140尾/1時間、納竿までに642尾追加、160尾/1時間。終日、入れ食いだった
 朝一で、伊藤遊船の桟橋下流にある青い送水管の下手100m、右岸、護岸の石畳のある場所へ行く。水深1m前後のヘチ。昨日、市川市子ども会連合会のハゼ釣り大会が陸釣りで実施、そのさいに、岸からエサを付けて投入すると入れ食いだった、ボートの人よりも釣れた、という情報があったので、その場所へ試しに寄ってみた。入れ食いで、1時間20分釣って200尾。もうこれは情報どおりの釣れ具合。伊藤遊船さんのボートが6艘集った。
 私は、別に目的地があったので、釣れていたのだが、移動。周りの人たちはどう思ったのだろうか。私の本日の目的は、型狙い!!そのまま、ゴロタの真上にアンカーを入れた。すでに、200尾釣っているので、なんか、すごく、余裕がある気分。だから、1本ザオで釣る。根掛かりが多いためもあるし、久方ぶりに1本ザオの釣りを堪能したかったから。10束スレスレの釣りばかりやっていると、なかなか、1本ザオで釣る機会がない。本日は、だから、チャンス、ということで、はじめから、狙っていた釣り。そのような潮回り
 型狙いだから、エサは1.5cmと、長く大きく付けた。水深1mちょっとか。ゴツゴツの山は承知しているから、振り込んでサオ先を一定の高さに静止させておいて、仕掛けを水中遊泳させる。スーッと手元へラインが戻ってきて、コツンとゴロタにあたる。ラインを緩めると、オモリがコロコロッと下へ落ちるのがわかる。下まで落してしまうと根掛かりするので、確かめた高さで再度振り込む。今度はコツンとあたったところで停めておく。サオ先が上へ持ち上げられるアタリ。食いあげと表現してもよい。ハゼが首を持ち上げて、石の中途にぶら下がるようになっているエサに食いついてくる。だから、エサはタラシをたっぷりと出しておいた。オモリが上にあっても、エサは垂れているから、それを食わせる作戦。10〜12pの良型ばかり。真っ茶色に日焼けしている。ゴロタの真上で1本ザオで釣るのは6年ぶりか?
 TT遊船のボートがくる。それとなく、場所を譲る。私は1時間釣って良型ばかりを100尾だったので、もう、十二分に満足して、2本ザオに切り替えた。そして、ゴロタの山から下りて、山の周囲を釣り歩いた。周りは大中の交じり。エサを大きく付けているのに、ときおり、5〜6cm級がスレ掛りしてくる。また、1本のハリに2尾釣れてきた。7回もあった。魚影が濃いことと、食いが活発だったため。
 山を半周したところで、正午、半日分を宿へ上げる。881尾いたと連絡有り。ということは、10束は確実。今度は、ゴロタの沖目を睨んで、ゴロタを背にして釣る。棒の先は、落ち込んでいて、沈み石の大きいのが10数個ある。投入するたびに水深が違う。それでも、釣れればでかい。ペースダウンしたが、良型をしつこく釣るヒネだかデキだかわからないような良型が水面を走って、ノス
 干潮時間になった。風は南。上手には他宿のボートがいるので、ゴロタから下手へ、風上へ向ってボートを3〜4m程ずつ移動して、干潟になっている側の斜面を釣った。水深は50p〜1mのライン。型は7〜10p程度か?2番子、3番子か?太陽に向って釣れてくるから、ハゼが透きとおって、とてもきれいに見える。ということは、大きくはないということ。それでも、入れ食い。ゴロタの周辺を釣っていたときよりもペースが速い。ハゼが中型主体なので、エサ付けは0.5〜1pと小さく付けた。ときどき、エサを潰して軟らかくして釣った。臨機応変。
 本日は、ゴロタを集中的に攻めてみた。数年ぶりの釣りだった。ゴロタ周りだけで800尾は釣った。水があるうちは、ゴロタ周辺から離れなかった。残りは、ゴロタから下手のミオ筋の斜面で数を整えた。ゴロタはいつも誰かしら釣っているが、釣っているようで釣っていないということがよくわかった。それを確かめたくて釣行したワケ。大当たり。
 予備バリは25本消耗、予備仕掛けは8組消耗。仕掛け交換の時間は30秒以内というのが、私の目標。それ以上のロス時間はかけられない。
 中流域の魚影は濃いと思える。今の時季に、ゴロタで10束超という釣果は、我ながら、素晴らしいと思う。そう表現するような釣れ具合。江戸川のハゼの状態は、毎年のように、違っている。今年の中流域は、例年以上に、釣りやすい、といえそうだ。高圧線までの間で、釣れ盛っている、と表現してもよいと思う。
  サオ、1.8m2本、袖バリ1号、オモリ1号、自製胴付き仕掛け、ハリスの長さ3p、道糸ナイロン1号、仕掛けを付けた先糸は1.2号50cm。仕掛け図は「江戸前のハゼ釣り上達法」または「天狗のハゼ釣り談義」を参照されたい。
2008年7月31日(木)
7月31日(木) 夏ハゼのミャク釣り、5〜14pを1158尾(ヒネ3尾含む)。10束釣り15回目。セイゴ1尾。ダボ数尾程度。伊藤遊船。アオシオ気味の潮が続いていたので、本日は、10束釣りが途切れてしまうのを覚悟して釣行した。ハゼと勝負した。型はよかった。小型はとても少なかった。
 中潮、干潮10時08分、満潮17時22分。明日から大潮になる。
 朝の水温28℃、前回よりも1.5℃低い。水色、やや澄み、まあまあか。カニはよじ登っていなかった。ラッキー?たくさん登っていたら、釣りを止めるつもりだった。本気!!つまんないから。釣れないことほど「つまらないこと」はないのだから。私自身は、楽しむために釣りをするのだから、つまらなければ釣りをやることない、と思っているため。
 曇り、北東の風、涼しい、のち、ときどき、晴れ、暑くなったので、オシボリを被った。
 6時から16時まで、10時間の釣り。115尾/1時間。はじめの1時間は75尾、その後の5時間で正午までに645尾、129尾/1時間。納竿までに434尾追加、108尾/1時間。よく釣れたと思う。
 朝一で、湾岸道路上手、右岸へ行く。今季、初の釣り場。水深0.5〜1mの砂地を釣る。引き潮が速い。浅場と深場、数箇所を釣ってみた。45分釣って、8〜11pを75尾。釣れたハゼは、行徳沖のハゼか?アオシオに追われて逃げ込んだものと思える。焦げ茶色が濃くて、精悍な顔つきをしているハゼ。放水路生まれのハゼが釣れてこないのが不思議。色が違うから、大体、見分けがつく。いったい、どこへいってしまったのか?こんな具合では、あっちこっち試し釣りしてもおんなじ様子だと思って、すぐに、見切りをつけた。先行きのために、この場所は保留にしておくことにした。ウジウジして釣っててもろくなことがない。結果として、偵察釣りをしたと同様のことになった。
 沈船へ向って一目散にボートを漕ぐ。北東の風で引き潮が効いているから、漕いでも、漕いでも、なかなか、進みが遅い。沈船まで、およそ、14分。スポーツセンターのボート漕ぎ器具でのトレーニングをしたのと同じ。汗をかいたし、息も上がった。
 沈船上手水深50cmで釣る。入れ食い。こちらの方が、ずっと、アタリが多い。ただしデキの大中小の交じり。でも、こうなったら、なんでも、釣れればいい、という気持。水位の低下が早いので、沈船からゴロタまでの間のミオ筋の斜面へ落ちた本日は、そこでよく釣れた。他宿のボートで混んでいる。邪魔しないように声をときどき掛けてボートを移動する。立ち込みの人がいる。声をかけた。釣ったハゼを、あげる、という。いらなければ、放流するというので、そうしてくださいと頼んだ。その人は、棒ウキを使っての釣り。なかなかの上手、と見た。上がるからと声を掛けられて、放流するハゼを眺めていたら、150尾近くはいたと思う。
 アタリが少ないと釣りにならないので、いつものように、最初は、エサを大きく長くつけて、空振りを繰り返した。釣れ始めれば、こっちのもので、5〜6尾程度は連続で釣れるし、あとが、続く。一投目から釣れればこんな嬉しいことはないのだが、それよりも、「釣れ続く」という状態を作り出すことが先決だといつも思っている。周りのボートの人が「見てると面白いよ」といって私の釣りを見ている。
 私はというと、ともかく、朝一の遅れを挽回しようと必死になって釣っていた。正午で、ちょうど、700尾になった。この5時間は時速129尾のペースだった。なにか、ほっとする。もう、大丈夫?という気持になる。
 上げ潮が効いてきてからは、徐々に、干潟になっていた場所へボートを上げて、水深30cmのラインを積極的に釣った。それは、タカへ上がるハゼを追いかけたため。8〜10p級が多かった。最終場所は、沈船の右横、牡蠣の群落周りを、良型狙いで釣って、数をまとめた。なお、東西線車庫前の川中の瀬の上でも、本日は、釣れたようだ。私が釣ったわけではなくて、他のボートの様子を眺めていて、そのように判断したワケ。どうやら、潮はよくなってきたようだ。今後が楽しみ。
 市川市の讀賣新聞加盟店発行の「マイタウンガイド」誌(総発行部数34万8000部という)の取材が、急遽、あったので、納竿間際だったが応じた。女性の記者だった。釣り場の写真とインタビュー。江戸川の取材が増えて、報道がされれば、結果的に、ハゼ釣りのお客さんが増える。放水路全体のお客さんが増えてくれれば、私の望むところだ。そうなって欲しいと思っている。
 沈船周辺での10束釣りが、3回連続で実現した。3回とも異なるパターンの釣りだった。そのうちの2回は、10束釣りが危ぶまれるような状況下での釣りだった。宿の船頭さんたちも、心配していたとのこと。ありがたいことだと、感謝している。釣りは、やってみなければ、わからないもの。確率は五分五分だといつも思っている。私は、いつでも、10束釣りの連続記録が、途切れるか途切れないか、ということを「賭けて」いる。途切れることを心配して、釣行を断念する、ということは、まず、しない。そのような気が起きたとしても、それは気持だけであって、釣り場へ行くと、エイヤッ、と釣りに出てしまう。無謀ともいえるかと思う。それが、私の、釣り。かえって、周囲の人が心配してくれる。本日も、そのような、釣行日の一つだった
 サオ、1.8m2本、袖バリ1号、オモリ1号、自製胴付き仕掛け、ハリスの長さ3p、道糸ナイロン1号、仕掛けを付けた先糸は1.2号50cm。仕掛け図は「江戸前のハゼ釣り上達法」または「天狗のハゼ釣り談義」を参照されたい。
2008年7月28日(月)
7月28日(月) 夏ハゼのミャク釣り、7〜14pを1335尾(ヒネ3尾含む)。10束釣り14回目。外道にダボ8尾。サッパ1尾。伊藤遊船。朝一は潮が悪かった
 若潮、干潮6時58分、満潮15時10分。上げが8時間も続く、ダラダラの潮。明日から中潮になる。上げ潮が押してくるまで「超」食い渋りだった。上げが効いてからは「超」入れ食った。
 朝の水温29.5℃、朝の気温25℃。水色、澄み。桟橋の杭にカニがたくさんよじ登っていた。登れる棒は全部カニがいる。不吉な予感。水が酸欠気味のときの特長だから。
 曇り、北東の風、のち、時々晴れ、南東の風。蒸し暑い。オシボリ使用。
 6時から16時まで10時間の釣り。133尾/1時間。ただし、朝一の2時間は100尾しか釣れていないから、残りの8時間で1235尾を釣ったことになる。だから、154尾/1時間のハイペースが8時間持続したということ
 朝一で、右岸、沈船の上手水深50cmへ行く。本日はいろいろな兆候から、酸欠気味で食い渋りを覚悟の釣りだから、浅場へボートの尻をつっかけて釣る。7〜8pがポロッ、ポロッと釣れてくる。食い渋りのときはエサをやや大きく付けることにしている。空振りしながら次第にアタリが多くなってくる。2時間釣って100尾。この間に、沈船の沖、水深1.2mへ出てみた。アタリなし。そのまま、対岸の左岸、高圧線上手の水深1mを偵察した。8〜9cmを5尾。釣れるのはわかったが、潮止まりなのでこんなものか、と思いながら、また、沈船の上手へ戻る。やむなく、「超」浅場を釣る。水深30cmほどか。本日は、それで、しかたがない。サオが天上を向いている。だから、目いっぱい振り込んで、サオを横にして、ズルズルと引きずった。コツッという感触があれば、ちょっと、待つ。コツッだけでは、「今朝」は乗ってこないから、次の引き込みを待った。エサが大きいからあわててあわせる必要がない。引っ張りまわしてくれれば、上出来、ということになる。
 100尾を数えたので時間を見たら、2時間経過。ウワーッ、と叫びたくなる!!辛抱辛抱と言い聞かせて、上げ潮が効くのを待つ。昨日の様子では午後1時半頃になって釣れたという。ということは、上げ潮になってもそれほど食わなかったということか。であれば、本日の1000尾釣りは「超絶望状態」だ。上げ潮で釣れてくる確率は50%か?それでも、本日、1000尾釣りに賭けているのだから、もう、これは、病気というしかない。
 ところが、途端に良型が釣れだした。10p級の入れ食い。「超」浅場なので、ハリにかかったハゼが、水面上へピョンピョンと跳ね出してくる。さっきまでの誘い釣りがなんだったのか、と思いたくなるような活発なアタリ。「おんなじ場所」なのに、何で??こんなにも違っちゃうのか!!
 ともかく、こうなったら、エサをつけてホン投げるだけ。必死になって投入する。投入さえすれば、ハゼは付いてくる。朝一の2時間で100尾というスローペースを挽回しなければと必死になって釣る。エサ付けだって1〜1.5cmと、大胆な付け方。青イソメの頭だって、いまは、捨てないで、ギュギューッと潰してから、青イソメの口からハリを通して、太いまんまで1.5cmに付けた。能率のいいこと。エサがはずれないから、一回のエサ付けで10尾は釣れる。白くベロベロになっても、まだ、ハリに付いている。そこへ、チョコッと米粒くらいに赤い部分をつけてやる。また、それで何尾か釣れる。食い渋り後の入れ食いのときは、そのようなエサ付けでよい。ともかく、エサが付いていれば食いつくのだから、効率のよいエサ付けに徹した。普段はこんな大胆な付け方はできない。
 周りには、伊藤遊船、T遊船、H遊船、TT遊船などのボートがひしめいている。本日の、ご機嫌ナナメのハゼでは、ボートがある一点に集合してしまうのもやむを得ない。なかよく、みんなで、ハゼを分け合って釣るしかないと思う。だから、本日は川を縦に移動することは、あまり、出来ないから、ボートの周囲を釣ってしまうと、潮が高くなった分だけボートを浅場へ上げた。それでも、本日は、ハゼが相当に「腹をすかせている」らしくて、一回移動するだけで、軽く、100尾は釣れてくる。これは、アオシオなどが終息した直後の特徴的な釣れ方である。
 ということは、昨日、今日と、この食い渋りは、アオシオのためなのか、というと、そうは簡単に決め付けられないようだ。でも、原因がどうであろうと、超食い渋りだったことは確かで、それが解消したからには、すごい、入れ食いになること間違いなし。経験的にそのようなことが多かった。だから、条件は悪いのだが、それを、逆手にとっての釣行。過去に、その方法で、何回も10束釣りに成功している。そんなわけで、本日は、確率5割で、1000尾釣りを失敗するかもしれなかったのだが、幸いに、上げ潮で食ってくれた。データどおりか!!私の「悪運」がどれほど強いものか、われながら、あらためて、自信を深めた次第。
 潮が効いてからは、水深0.5m〜1mを釣ったが、午後は、水位が高くなって、1〜1.5mを釣らざるを得なかった。しかし、相変わらず活発な釣れ具合で、終日、よく釣れた。本日、釣りに来た人は、みなさん、いい思いをしたのではないだろうか。なお、干潮時間で1.5〜1.8mのラインでは、本日はアタリがなかった。だから、悪い水は比重が重かったと推察できる。
 サオ、1.8m2本、袖バリ1号、オモリ1号、自製胴付き仕掛け、ハリスの長さ3p、道糸ナイロン1号、仕掛けを付けた先糸は1.2号50cm。仕掛け図は「江戸前のハゼ釣り上達法」または「天狗のハゼ釣り談義」を参照されたい。
2008年7月25日(金)
7月25日(金) 夏ハゼのミャク釣り、7〜14cmを1353尾(ヒネ1尾含む)。10束釣り13回目。外道にダボハゼ4尾のみ。伊藤遊船。本日は会心の釣りだった。7pからとしたのは、私の気負いかも知れない。ただ、それほどに、良型ばっかりだったということ。
 小潮、満潮9時18分、干潮14時55分。小潮の中日。日中に一番潮が引かない日。この潮を狙い撃ちした。ピッタシ決まった。満足。理由は後述。
 朝の水温29.5℃、夕方の水温30℃。水温は上がらなかった。朝の気温28℃。水色、やや澄み。水温が低いことを示していた。水色を見て、これは朝から幸先よし、と気分をよくして出船した
 晴れ、朝は北西の風、涼しい、のち、南西の風、ややあり。暑いので、朝から、オシボリを頭から被って釣りをした。1時間ごとに交換。熱中症予防法は前回と同じ。
 本日は、いくつかの偶然が重なって、1353尾という釣果という形で「必然」となった。偶然が重なれば、結果は「必然」となる
 まず、@天気情報の雷と突風、集中豪雨が釣り時間中に襲わなかったこと(いつでも逃げる態勢でいた)A昨日までのような強い風が吹かなかったこと(ラッキー)B終日、干潟が露出しなかったこと(これははじめから承知していたし、狙っていたこと)Cだから、船が通っても、ニゴリがでなかったこと、などが幸いした。
 6時から15時30分まで9時間半の釣り、30分早上がり。142尾/1時間。正午までに884尾、147尾/1時間、納竿までに469尾追加、134尾/1時間。終日、コンスタントに釣った。
 本日の計画は、沈船の右手、岸との中間にある牡蠣礁の山の周囲をグルリと周ってデキの良型を釣るというものだった。理由は、小潮の中日で、日中の干潮は潮の引きが少なくて、牡蠣礁の山が「絶対に」露出しない、という事情があったため。しかも、9時18分の満潮であれば、とても釣りやすい環境になる。カミナリだけが、ただ一つの懸念だったが、鳴らなかった。いくつかの条件が「偶然」にも、よい方に傾いた。ラッキーだった。
 7月22日と潮が違うから、狙う場所と釣り方が違ってくる。仕方がない。同じような釣り方はできないと思うし、しない方がいいと思える。もし、前回と同じ場所を釣ったとしても、釣りは、違った釣りになっただろう。
 朝一番で、沈船の沖にアンカーを入れた。2.1mサオをだした。サオいっぱいで釣ってみた。10分で7〜9cmを10尾。これだと、1時間で60尾のペース。逃げ場として、ここが、釣れることを確認できたので、1.8mサオを出して、沈船の上手、水深1.3mを釣ってみた。入れ食い。型は2.1mサオで釣った場所とたいして、違わない。ならば、1.8mサオで浅場で釣った方がいいに決まっているので、すぐに、2.1mサオは仕舞ってしまった。
 T遊船のボートが先着している。邪魔しないように、その上手から釣った。ともかく、8〜11cm級の入れ食い。だから、エサは1〜1.5cmと大きく付けた。空振りも多いけれど、釣れればデキの10p以上ばかり。それも、ペースがよい。こんなことは、願ってもない好釣果。ググッと穂先を力強く絞めこむアタリだけをとった。小型のアタリは無視。
 潮が徐々に高くなるから、50〜100尾釣るとサオの長さ分だけ岸寄りへ移動して釣った。本日は一ヶ所で釣れてくるハゼの数が多い。しかも、10p級ばかり。こんなことも珍しいと思うハゼたちは、よほどに、飢えているらしい。連日の暑さとニゴリ、波なのだから、ハゼだって食欲ダウンだったのではないか。なのに、本日は、水温は低い、水色はやや澄み、水位は高い、波はない、風は爽やか、と好条件だらけ。じつは、これを私は狙ったのだが、ピタリとはまった感じ。
 本日は、はじっめから、牡蠣礁周りを攻めるつもりだったから、少しずつ移動しながら、その位置へ近づいていった。オールで底を突いて牡蠣を確かめてボートを下げてその際を釣った。良型ばかり。水深は満潮時間で1.5mくらいだった。根掛かりは予定のうちで、ハリを13本取られた。
 T遊船の船が前後にいるのだが、様子を見ていると、川底の様子を知らないで釣っているとしか思えない動き。それでは、行き当たりばったりの釣りになってしまうだろうと思う。私は、だから、そのような他宿のボートの動きを見越して、牡蠣の山を一回りするように動いていった。このような釣りができるのは、小潮で、満潮時間が午前中にあること、6〜8月中旬の間であること、干満の差が極めてすくないこと、等々、いくつかの条件をクリアしなければならない。これは、長年の経験から、私としてはしっかりとわかっていたこと。だから、潮をみて、本日を選んだワケ。ただ一つの懸念は、カミナリだったのだが、それも、クリアできた。このように、いろいろな条件がよい方に「偶然」整ったのだから、結果としての「釣果」の1353尾という数字は、私にとっては「必然」の結果といえる。
 「必然」という言葉をいえるのは、たとえば、ボートの周りに、釣れるはずのハゼが100尾いたとする、この釣れるはずのハゼを1時間で釣ってしまえる技術があるのか、それとも、2時間かかるのか、という問題があると思う。私であれば、1時間以内に釣って、すぐに、移動する。ところが、2時間かけて釣る場合は、次の移動までに2時間かかるわけである。
 いつも私はいうのだが、一ヶ所で○○尾、△回移動すれば○○×△で釣果が出る、という表現をする。だから、数釣りを目指す場合には、どうしても、1時間で何尾釣ることが出来る「ウデ」になっているか、ということがとても大事な要件になっていると思っている。まあ、いまここで、これを述べても仕方がないことではあるのだが、そのようなことがある、ということ。
 日誌に戻るが、本日は、そのようで、一日中入れ食い状態だった。なお、小型ばかりしか釣れなかった、という方を何人も見かけたし、「愚痴」も聞いた。なぜそうなるのか、ということだが、小型ばかりの場所、ということがあったのかもしれない。しかし、それにしても、今の時季は大体が、大中小の混生だから、エサ付けに注意すればよかったのではないか?と思う。話を聞くと、アタリをとろうとするあまりに、空振りに手を焼いて、エサを段々と小さく付けるということがあったらしい。そうすると、小型ばかりが釣れてくる、ということがある。小型は絶対数が「いまは」多いから、どうしても、小型が群がって、先にハリにかかってしまう。それを避けるには、大きなハリを使えばいいのだが、そうすると、今度は小型が釣れてこなくなってしまう。だから、私などは、ハリは1号だが、エサ付けを1pとか1.5cmとか、あるいは、頭に近い硬い部分を1pくらいに付ける、とかする。すると、小型は飲み込めないから、釣れないアタリばかり出るのだが、そのうちに、周りにいる10p級とか8〜9cm級とかが釣れてくる。これは、エサ付けで、釣るハゼのサイズを整える釣り方である。私はこの方法。
 この場合のポイントは、いま釣っている場所は、良型がたくさん釣れそうな場所か、とかの見極めが必要になるのだが、それは、実際に釣って見なければわからない。だから、エサ付けは、はじめは、わりと、大きめにつけている。それで、状況がわかる。
 本日の場所は、この方法で釣ってみたら、10p級の入れ食いになったから、エサ付けは、終日、大きめにして釣った。小型もけっこういるから、空振りも多かったが、釣れればでかかった。だから、本日の1353尾のボリュームはすばらしかった。デキでも、調理人のウデ次第で、テンプラ用にひらけるハゼがかなり交じっていたことは確かだった。こんな楽しい釣りは1年ぶりだった。これだから、ハゼ釣りは止められない。昨日まで、あれほど、食い渋っていたのに、本日は、様変わりで、本日、釣りに来た人は「大あたり」の日だったと思う。
 14時半頃から南西の風が強まって、ボートの揺れが激しくなったので早上がりした。潮を見ながら、どこでどのような釣りをしようか、と計画するのも、楽しいものである。でも、それには、江戸川でのある程度の経験が必要だと思う。ダメ元で、自分なりに計画して、チャレンジしてみてはどうだろうか。私は、過去に、どれほどの失敗作を計画し、実行したか、数えればきりがない
2008年7月22日(火)
7月22日(火) 夏ハゼのミャク釣り、5〜10.5cmを1121尾。10束釣り12回目。外道に紫斑点ハゼ20尾ほど。伊藤遊船。
 中潮、満潮6時41分、干潮13時19分。「梅雨明け十日」の酷暑が連日続いているので、水温上昇が激しくて、食い渋りの情報があった。本日も、厳しい釣りになった
 朝の水温30℃、午後の水温34℃。朝の気温26℃。水色、ササニゴリ。
 晴れ、南東の風、のち、南の風がやや強くなった。ウネリ少々あり。朝から、濡れタオルを首に巻き、もう一本を頭から被り、その上に帽子を被って暑さをしのいだ。涼しくて気持がいい。ただし、1時間くらいで乾いてしまうから、また、冷水に浸してから頭に乗せた。1.5リットル入りのスポーツドリンク2本持参。梅干持参。熱中症予防に心掛けた。
 6時から16時まで10時間の釣り、112尾/1時間。正午までに700尾、116尾/1時間、納竿までに421尾追加、105尾/1時間。
 本日は10時までに500尾を釣る予定だった。干潟が出て、浅場は太陽に照られて食いが極端に悪くなる時間帯までが一つの目安の釣り。それ以後は、沖目に出て、干潮時間を挟んだ釣りで、残り500尾を追加できるかどうかの釣りだった。ほぼ、予定通りの釣りができたと思っている。
 朝一番で妙典排水樋門の上手、右岸、水深1mへ行く。朝から南から波がポチャポチャと寄せている。波が高くならないように祈るしかない。念のために岸際スレスレを釣ってみた。ポツポツで小型ばかり。ズルズルと沖へ移動。立ち込みの人が立てたと思える竹棒が一本、ポツンと立っている場所まで出る。デキの良型交じりで、小中型主体。まあ、今の時間は潮止り時間帯だから、しょうがないか、と思い20〜30尾釣ると移動を繰り返す。ともかく小型が多いから、こんなときは、動くといい結果が出ることが多いというデータ。2時間釣って200尾ちょうど。だから時速100尾ということ。なんとか、渋い時間を通過したか?という思い。
 水門上手から2時間で沈船の上手までおよそ150mは移動してきたか?そこでもう、そろそろ潮が動いてきただろうから、と思って、やり始めの水門近くへ舞い戻る。なぜかというと、満潮時間帯の食い渋りに時速100尾だから、潮が動けばもっと釣れるだろう、という読みがあったため
 朝の場所は、H遊船のボートが何艘かきていて入れない。しかたなく、そのはずれにアンカーを入れた。朝一の釣りラインから、5mほどラインを沖目へずらして、違う筋を釣る。入れ食い。型も朝よりはずっとよい。目論見どおり。そのまま、沈船近くまで釣り上がる。また、最初のラインまで戻る。3回流した。O遊船のボートがさっきから来ている。ラインが重ならないように私の方でラインを外す。結局、3回流して500尾になった
 太陽がガンガン照りになっている。暑い。これではハゼだって、うだってしまうだろう。浅場は急にペースが落ちた。型も小型ばかりになった。大中は何処へいってしまったのか?
そこで予定通りに沈船の沖へ出た。10時前だから干潮まであと3時間半の時点だ。その潮時で沈船沖が水深1.6mほどか?1.8mサオで穂先10p道糸余り程度。ともかく深い。オモリが着底するまでに時間がかかる。あいにくと、釣れてくるハゼが小型中心。小型ばかりでは、深い場所で釣っている甲斐がない。つまらない。それに空振りが多い。能率が悪い。だから、沈船沖のエリアを、あっちこっちと頻繁に8〜10p級ハゼを探して動いた。やってみるもの!!やはり、かたまっている場所があった。そのようにしてそのエリアで入れ食いの時間もあった。正午で700尾。これは願ってもないペース。これで、本日の10束釣りを確信できた。
 本日まで、何度も、沈船沖のエリアは偵察釣りを繰り返していた。なのに、いままでは、いい釣りがなかった。本日は、もう、この場所しかない、という決め打ちで勝負してみたワケ。天候と潮回りが、そのような勝負をさせる回り合わせになっていた。
 その後は、上げ潮と風と波とで、上流方向へ徐々に釣りあがった川中の瀬の方向へも行った。そちらはポチポチだった。波が高くなったので、ゴロタの上手水深50〜70cmの斜面へ行く。あと100尾で11束になるはず。食い渋りが激しいので、数を確定してしまうために、バケツへビクのハゼを入れて、数え直してみた。ギリギリのときは、ときおり、このような行動をとる。絶対数をしっかりと把握するため。いいかげんなことでは、10束ギリギリで足りないということが起きるから。結果は、470尾しかいなかった。ということは、すでに、500尾は上げてあるから、970尾ということになる。30尾の計測ミスがあったことになる。だから、10束にはなっていないということ。
 それからは、必死になって30尾を釣った。こんなときは、なかなか、数が伸びないもの。それができてからは、あとは、釣り増すだけだから、心静かに、安心して釣った。もう、どう転んでも、10束は確保してある、という余裕。
 これからは、ますます、水温が上昇すると思える。一雨欲しいところ。でも、それも望み薄。だから、朝一番がひとつの目安。ここで、ある程度の釣果を確保すること。日中の干潮時間帯前後の5時間くらいは、どちらかというと、干潮時間で水深が1〜1.5mと比較的深場を釣ること、水位が高いときに深場を釣りたいときは、水深が2〜2.5mと長ザオが必要になる。日中に満潮時間があり、水位が比較的高いときは、干潮時間に干潟になるような場所で小中型主体で釣れると思う。デキの良型を狙う場合は、いずれにしても、これからは、水深1〜1.5mのラインを釣るようになる。これは、満潮時間帯でも、干潮時間帯でも、そのようになると思う。以上が、私の10束釣りのスタイルである。
 数は狙わずに、デキの良型狙いだけの場合は、水位が高い場合は、2.7〜3mサオで2m以上のポイントを釣り、干潮時間には水深1.5m前後を釣るといいと思う。
 ヒネにしてもデキの良型にしても、この暑さでは、人間同様に「避暑地へ避難」するのだから、梅雨どきに釣れていたようなポイントではこれからはなかなか数がでないと思う。釣り人のほうが頭の切り替えをする必要のある季節がおとずれたということである。10束釣りがますます厳しくなる季節でもある。それだけに、予定通りの釣りができたときの嬉しさは格別。本日は、密かに、乾杯!!
2008年7月16日(水)
7月16日(水) 夏ハゼのミャク釣り、5〜14cmを1177尾(ヒネ1尾含む)。10束釣り11回目。外道にダボ(紫斑点含む)ハゼ30尾くらいか? 伊藤遊船。
 中潮、満潮2時34分と17時10分、干潮9時52分。午前中の釣果が10束釣りを左右する潮回り。厳しい釣りになると覚悟して臨んだ
 朝の水温27℃、朝の気温23℃。水色、やや赤いか?
 曇り、のち、晴れ。南東の風、のち、南の風がやや強く吹き込んだ。午後はうねりと波が高くなった。岸際へ移動して風と波を避けて釣った。途中から、川水で濡れタオルを2本作り、首に巻き、一本は帽子の下にして被った。気持よかった。
 6時から16時まで10時間の釣り。117尾/1時間。正午までに752尾、125尾/1時間、納竿までに425尾追加、106尾/1時間。
 朝一番で、右岸、東西線車庫前、ゴロタの上手、石積みの護岸が途切れる辺りで釣る。水深70cmほど。引き潮のスピードが速い。仕度をして10尾ほど釣っただけなのに、護岸のプロックが全部露出してしまった。座礁が心配なので、50尾ほど釣って、干潟になる斜面を沖へ向って漕いで、牡蠣礁の帯を越した辺りで釣る中型が多い。でも、数がいる。連日のように釣られているのに、ずいぶんと、ハゼの数は多いようだ。エサは5ミリ〜1p程度。食い千切られて米粒よりも小さくなったエサでも、根気よく誘って釣る。小突いたり、引いたりを繰り返す。目いっぱい前方へ振り込むとオモリの着底直後に穂先をひったくるようなアタリがある。こんなときは、活性が高い。エサをちょっと大きくしてわざと空振ってやる。2度、3度と空振る。そのうちに、チクッという感触。良型。ともかく、アタリを出し続けることが先決なので、釣ることは二の次。自然と、ハゼは、釣れ続くようになる。
 H遊船、T遊船、O遊船、伊藤遊船などのボートがたくさん釣りに出ている。その間を縫うようにして、合間、合間を釣るようにした。潮はどんどん下がるので、一ヶ所で100尾などという釣りは望み薄なので、50〜60尾釣ると、少しずつ移動した。活発に食うハゼだけを釣る。なぜかというと、上げ潮になったら、同場所付近へ戻って来るつもりだったから、なにがなんでも、いるだけ、釣れるだけ、ハゼを釣ってしまわなくてもいいのだから。だから、ハゼを残しておく
 本日のハゼの釣れ具合は、前回ほどのペースではなかった。ハゼは、まだまだ、相当数いるように思えた。ともかく、アタリっきり。20年前の私だったら、これほどには、アタリを出せなかった。そう、思える。アタリを出し続ける、という、ただ、一点だけを、トレーニングしてきた甲斐があったというもの。
 500尾まで数えたので、ちょっと、偵察釣りに出た川の中央の瀬に乗る。水深50cmほど。アタリなし。中止。今度はゴロタの下手の干潟から落ちた斜面で釣ってみた。ポツン、ポツン。場所によっては、紫斑点ハゼの入れ食い。クソーッと思って、悔し紛れに、徹底して釣ってみる。時間の無駄だけど、悔しいから、釣ってみた。入れ食い。全部、猫のエサにしてやるつもり。でも、遊んでばっかりいても仕方ないので、また、ゴロタの上手、さっき、釣っていた場所へ戻る。幸いに、私がいた場所がそのまま、あいている。目の前に、台船が沈んだ残骸がある。棒が2本立っている。干潮で牡蠣礁の山が出ている。その周りを、グルッと釣る。デキの良型で色が黒っぽく保護色になったハゼが、元気よく釣れてくる。だから、エサは1p以上と大きく付けた。一回りしただけで200尾を釣った。いるところにはいるものだ。
 上げ潮が効いてきたし、南風も強まってきたし、波がコロンコロンと強くなってきた。アンカーが泥に突き刺さっている。それでも、さっき一回りした牡蠣礁の山の下手で粘って釣る。水深は1.3mくらいになってきた。本日は、1.5mほどまでの水深を釣るつもりだったので、ラインはナイロン1号をつけてある。水切りがいいし、流れに対応できる。仕掛けがついてる部分は、ナイロン1.2号で先糸にしてある。ハゼの魚体でラインがこすれて切れないための用心。
 だんだん、波が高くなるので、やむなく、水深50〜60pへ移る。こっちは、一回り小さいハゼ。それでも、アタリは、たくさん出ている。釣り上げる確率の問題だけ。中型以下のハゼは、エサの大きさや硬さによって空振りが多いから、自分でつけたエサの状態はわかっているから、むやみに、あわせたりはしないようにした。つまり、アタリを見逃す勇気。ハゼを寄せる余裕。それには、小型のアタリか、中型のアタリか、ハリに掛かってしまったアタリなのか、まだ、ハリに掛からないアタリなのかを見分けるようにしている。
それは、経験がある程度、ものをいう。だから、ある程度の釣果を上げるには、アタリの頻度はどのくらいか、ハリ掛かりの確率をどの程度に設定するか、この二点。とくに、ハリ掛かりの確率は、エサ付けで調整できる。あとは、アタリの出し方との兼ね合いだけ。釣ってしまおうとして、エサを小さ目につけてばかりいると、アタリの出方が少なくなってくる。これは、やむを得ない。
 だから、私が10束釣ったとしても、おんなじに釣れてきたタイミングというものは、さほどには、多くない。極端に言えば、全部、アタリとアワセが違っている。だから、ハゼ釣りは面白いと思う。エサつけ次第で、アタリはどのようにでも違って出てくると言える。
 サオ先が風で上流方向へビユーッとしなるようになった。やむなく、朝一番で釣りはじめた岸近くへボートを移動
。グルッと回って、朝一番の場所へ戻ってきたことになる。さっきまで、地べたが出ていた場所が、水深60pくらいになっている。石積み護岸の上と、その沖目を釣る。ハゼはたくさん舞い戻ってきている。風に背を向けて、ボート尻方向だけを釣る。サオは右と左へ出してボート尻を釣る。20尾ほど釣るとサオの長さだけ上流へ移動。その繰り返し。
 本日の10束釣りは、結果してできたのだが、気持としては、いっぱいいっぱいの釣り。それに、今年はどうゆうわけか、川中の瀬の上でいい釣りをしたのは一回だけ。このところの偵察釣りは空振りばかり。しかも、沈船方面の釣れ具合がパッとしないから、今後の10束釣り目標が、いろいろと厳しい事態になりそうな予感がする。
 そうは言っても、自然相手なのだから、人間の判断なんて、一晩でひっくり返ることだってあると思う。それだけを頼りに、次回の釣行を計画しようと思っている。本日現在で、私の感触では、ゴロタの上流から東西線鉄橋付近までの右岸側がよく釣れていること、また、最上流域の送水管上手の右岸と左岸側、及び、右岸側のいくつかの桟橋群の間付近がコンスタントに釣れていると思える。
 過去にいい思いをした場所へ行く、ということも作戦としてはいいと思えるが、いま釣れている場所で釣る、というのも、いいと思うのだがどうだろうか。沈船から下流の釣り場は今後とも、偵察釣りをして様子見をしようと思っている。釣れたらしめたもので、腰を据えて釣ろうと思っている。だから、船宿情報は大切にしたいものだ。
2008年7月10日(木)
7月10日(木) 夏ハゼのミャク釣り、5〜14pを1410尾(ヒネ2尾含む)。10束釣り10回目。外道にダボ3尾。伊藤遊船。
 小潮、干潮3時50分と15時29分、満潮9時47分。小潮の初日。干潮位が昨日よりも11pも高いから、本日は潮回りとしては絶好の釣り日和。けっこう流れるが、日中の水位はあまり下がらない、という潮。狙い目。
 朝の水温25℃、朝の気温22℃。水色、やや澄み。
 曇りのち時々晴れ。朝、南東の風、日中は南の風。涼しくて爽やかだった。陽が出た時間は、タオルを川の水で絞って、帽子の下に被った。とても涼しかった。
 6時から16時まで、10時間の釣り。141尾/1時間。正午までに835尾、139尾/1時間、納竿までに575尾追加、144尾/1時間。時速200尾ペースの時間が3回はさまった。しかし、持続せず。満潮時間も干潮時間も入れ食った。水深50cm〜1mのラインから絶対に外れないように気をつけて釣った。
 朝一番で、中流域、右岸、東西線車庫前、ゴロタの上手、水深1mにアンカーを入れた。ゴロタのすぐ上手。ボート尻が上流を向く。本日は、午前中700尾の目標で、もしも、この通りに釣れたら、終日、この場所付近でいったりきたりを繰り返して10束をまとめるつもりだった。正午の時報までで835尾を数えたので、腰を据えてここで釣った。だから、偵察釣りは本日はやらなかった。
 2日前に、この場所で500尾釣っているので、様子はわかっていた。だから、「柳の下の2匹目のドジョウ」の格言をそのまま実行した。釣れた。
 はじめ、ミオへ落ちる斜面際から釣る。急斜面。ちょっと釣ってから、やはり、アタリは左側の干潟になる側の方が多いので、本日は、片側だけを釣ることにする。50尾釣ると、サオの長さだけタカへボートを寄せた。上げ潮なのに、上げっぱな、上げ三分くらいのとき、なぜか、この辺りは、上流から水が下流へ流れる時間がある。1時間くらい。本日も同じ。だから、風と流れが反対で、ボートが尻を振って、グルグル回る。まあ、仕方ないか、と思いながら、そのときは、前後左右サオの届く範囲を積極的に釣った。
 満潮の10時まで、そのようにして、ミオ際から蛇駕籠前までを右から左の方へ、タカへ、タカへと上がって釣り、引き潮になってからは、オールで底を突いて、牡蠣礁の帯を確認してから、その帯の岸側を牡蠣礁に触らないようにして釣った。デキの良型がたくさんいた。蛇駕籠に近づくにしたがって小粒が多くなった。だから、本日はその方面は「捨てた」。下げが効いてきたら、水深が50cmもないくらいになったので、今度は、牡蠣礁の帯の外側へボートを出して、牡蠣礁から1mくらいの範囲を積極的に釣った。水深はどんどん浅くなるが、大当たりで、入れ食いになった。
 エサ付けは、寄せエサ代わりのエサ付けはしなかった。そんな必要のないほどの魚影の濃さ。エサは、米粒大からせいぜい1pまで。それで十分だった。ガバッ、ガバッ、というような釣れ方だった。良型はアワセると、水面へピョンと飛び出た。浅場の特長。
 結局、本日は、ゴロタのすぐの上手を、午前中にミオから蛇駕籠までを、カニの横走りのように一回だけ釣り、下げが効いてからは、蛇駕籠の沖、30m付近にある牡蠣礁の帯の右と左を、1m位の範囲を目安に直線的に釣り上がっただけ。ゴロタの上手70mほどのところに、棒が2本立っていて、そこは、台船の沈んだものに牡蠣が付いた場所で、本日は、ゴロタからそこまでを、ほとんど、一直線に釣りあがったのみで、14束をまとめることができた。上出来。2匹目のドジョウがいたということ。やってみた甲斐があった。
 朝一番で釣っていたら、H遊船のボートが3艘きて、のちに、7艘まで増えた。ゴロタの下手に入り、徐々に、私の周りに展開してきた。私にとっては、もっけの幸いで、ゴロタの下手を「捨てる」決断ができてよかった。だから、そこへは行かなかった。
 また、T遊船のボートが2艘釣りにきた。私の上手で釣っていた。邪魔をしないように、私の方で近づかないようにしていた。そのためもあって、牡蠣礁の帯周りだけを釣ることになったともいえる。それが、怪我の功名だった。他のラインへ色目を使わずに済んだので、これも、他宿のボートさんのお陰かな、とも思えた。
 ゴロタ周辺は、本日現在で、魚影が濃いと思える。ただ、鵜の食害が心配されるのだが、本日は、鵜の数は少なかった。干潟とか、蛇駕籠とかに、鵜が羽を広げてとまっていて、威嚇しているのをみると、あっちへいってくれ、といいたくなるほどの真っ黒い姿だった。
 サオ1.8m2本使用、袖バリ1号1本バリ、ナス型1号オモリ、自製胴付仕掛け、ハリスの長さ3p、道糸ナイロン1.2号、アオイソメエサ。
 10束以上釣れるときは、置ザオで入れ食いの時間がかなりある。両手にサオ持って、振込みと誘いをしたとしても、それは、わずかな時間で、片方でアワセて釣れると、もう一本は置ザオで、始末したサオを振り込んで、置ザオを上げると釣れている、という繰り返しで、置ザオで釣れる回数が多いほど、10束釣りに近づける。だから、2本ザオのミャク釣りというのは、置ザオの釣りだ、と常々私は言っている。一日、7束前後までは、誘いをかけている時間がけっこう、長い。だから、まさに、ミャク釣り、というスタイルになるのはこのようなときである。
2008年7月8日(火
7月8日(火) 夏ハゼのミャク釣り、5〜13pを1219尾(ヒネ1尾含む)。10束釣り9回目。外道にダボ少し。伊藤遊船。
 中潮、満潮7時50分、干潮14時24分。明後日から小潮。潮はけっこう下がった。本日は、正午までが勝負の釣りになる潮。目標は、正午までに700尾だった。
 朝の水温26℃、朝の気温22℃。水色、ササニゴリ。涼しくて釣りやすかった。
 曇り、南東の風、朝のうち二度時雨れた。のち、8時半頃から本降りの雨が1時間ほど。ボート内に溜まった雨水をバケツで排水した。その後は、曇り時々晴れ、南の風が強まった。16時過ぎから雨が強まった。
 6時から16時まで、10時間の釣り。121尾/1時間。正午までに819尾、136尾/1時間、納竿までに400尾追加、100尾/1時間。潮が高い時間に入れ食った
 朝一番で、前回の納竿時間に釣った場所へ行く。右岸、石の護岸が途切れた辺り。水深70cmくらい。まだ、石護岸が水に隠れていない。1時間ほど釣る。7〜9cm級で黒く保護色になっているハゼがたくさん釣れる。川底の色になっている。
 水位が高くなったので、50mほど下だり、蛇駕籠とその沖にある牡蠣礁の帯との間で釣る。水深60pほど。牡蠣礁を確認しながら、その間をジグザグにボートを動かす。本日のような満潮時間であれば、朝のうちはとても釣りやすい。デキの良型が揃う。
 私は、アオイソメエサをあらかじめ小さく切っておく、ということをまったくしない。ハリに付けてから、これから投入する場所の釣れてくるハゼのサイズを予測して、それを釣るための長さ、太さに切る。だから、いま、釣れたハゼ、または、空振りした空振りの仕方、釣れてるハゼのサイズなどを勘案して、ハリにエサを付けてから、切る。したがって、毎回のようにエサの大きさは違っている。臨機応変。
 朝一の場所からゴロタの上手までの間で、500尾になった。いいペース。この辺の釣れ具合はわかったので、数も区切りがいいので、今度は、ゴロタの下手、水深50cmの場所へ行く。ブイが浮かんでいる下手50m付近。ここは、あっちこっちに牡蠣の小群落が点在している。狙い目だが、水位が高い時間で牡蠣が見えないから、根掛かり覚悟の釣り。それでも、ゴツッとオモリに触るから大体わかる。牡蠣の周囲に見当をつけて振り込んで釣る。色の黒いハゼが元気に釣れる。手の中でグルグル回る。
 振り込んでから、コツコツコツと、小さく速く、小突いてやる。腱鞘炎になるようなコヅキではない。サオ先を小刻みに「揺すって」やる程度の気持。これでよい。あるいは、スーッと左右、手前に誘いをかける。面白いように、ググッとサオ先をしならせてくれる。
 魚影は濃いのだから、あとは、どうやって釣るか、ということだけ。誘いとエサつけだけを注意した。正午になった。819尾。ハイペース。10束釣れるのは間違いがない展開になったので、今度は、気持を変えて、偵察釣りをした。沈船へいく。沈船の右側、タカの牡蠣礁周りで釣る。思ったほどには釣れない。それに、中型と小型ばかり。つまらないので、そこから上流方向へ移動しながら釣る。やはり、小中型。思い切って、沈船沖、水深1.5mへ出てみた。不発。中型がポロポロッと釣れただけ。川の中央の瀬のタカに乗ってみた。同じ。やむなく、妙典排水樋門前の浅場へ行く。小型ばかり。ここは、水位が高いときはどのような様子だろうかと思う。今は、干潮間近か。
 すぐに止めて、また、川中の瀬に乗る。なんか、本日は、瀬の上ではあんまり釣れてこないから、つまらなくなって、右岸のゴロタの下手、50mにいく。水深50p〜1mで釣る。干潟からの斜面。小型と中型がポツポツと釣れる。これでは時速100尾のペースだ。これでは、とても、1500尾には届かないな、と思いながら、それでも、しぶとく、ハゼを拾う感じで釣った。
 ボート店の船頭さんたちが旗のついた棒を立てに来た。また、川中へ出てみた。また、おんなじようで、つまらないことおびただしい。本日は、瀬の上はあまり面白い釣りにはならなかった。
 それでも、なんとか、10束には乗った。あとはどれだけ釣り増すか、だけ。期待した場所が不発だったので、右岸の波打ち際の1m以内の浅場で拾うしかないかな、と思いながらゴロタの上手に入る。湾岸方向をみると、木更津方向が真っ黒な雲の塊で、きっと降っていると思う。それが、徐々にこっちへ動いている様子。まずい、雷が聞えたら止めよう、と思う。もう10束になったから、いつでも止められる。それでも、雲行きを見ながら、競争。
 干潮になってからは、ハゼが小さいから、仕方なく、エサは米粒くらいに小さくつけて、ハゼを寄せるも寄せないもないような釣りをした。そのかわり、10〜15尾釣ると、すぐに、移動。私の方にハゼを寄せるだけの気持の余裕がない。頻繁に動いた。岸際の片側だけを釣る。効率的。真っ黒い雲が頭の上にやってきた。おやっ、雷がなんないや、と思っていると、その雲の後ろ側が白く霞んでいる。きっと、沖は降っているかも、と今度は雨の心配になった。カッパもライフジャケットもとっくに乾いているから濡らしたくない。だから、時間を見ながら、釣って、お昼頃に船頭さんに一度ハゼを渡してから、ちょうど、300尾を数えたところで納竿。宿へ上がって数えたら、なんと、ピッタシ、300尾。こんなこともある。合計で1219尾になった。
 本日は、右岸のゴロタ上下で1000尾は釣った。残りは、偵察釣りで、アッチコッチで釣れたもの。ゴロタ周辺のハゼが一番型がよかった。潮が高い時間の方がよく釣れた。この場所はそのようなポイント。だから、本日は午前中勝負の釣り。午後はポツポツで良いと思っていた。その通りになった。
 7月2日に釣ったときは、川中の瀬の上で良型の入れ食いだったのだが、6日後の本日は見込み違いだった。ハゼのご機嫌がすこぶる悪い場所になっていたと思う。次回のときには、機嫌がよくなっていることを期待したい。ただ一点、心配としては、「鵜」がたくさんハゼを食べに来ている、という様子がある。本日も、ゴロタ沖などにたくさんの鵜がいた。そのせいで、瀬の上は釣れなかったのかも知れない。ハゼだって命がけだから避難したのだと思う。鵜がたくさん、と私が表現するときは、水面が鵜で真っ黒になるほどのときをいう。
2008年7月2日(水)
7月2日(水) 夏ハゼのミャク釣り、5〜14cmを1278尾(ヒネ3尾含む)。10束釣り8回目。外道にダボハゼ18尾、大きなギマ1尾。伊藤遊船。
 中潮、満潮2時57分と17時31分、干潮10時11分。明日から大潮。水位がかなり下がった。本日の潮は、10束釣り泣かせの干潮時間と、私は思っているもの。うまく、乗り切れた。
 朝の水温23℃、朝の気温21℃。水色、ササニゴリ。
 曇り、朝方に2回、時雨れた。午後、晴れ。南東の風、のち、南の風が吹き込んだ。涼しくて釣りやすかったが、少々、波が高くなった。
 6時から16時まで10時間の釣り、127尾/1時間。正午までに750尾、125尾/1時間、納竿までに528尾追加、132尾/1時間。午前と午後と似たようなペースで釣ったのだが、上げ潮になってからの方が、釣りやすかった。デキの良型が入れ食ったため。11時までは、どちらかというと、小中型主体だったら、釣るのに神経が疲れた。9〜10p級は、とても、釣りやすい。すなおに、ガバッと食いつく。
 朝一番で、ゴロタの下手、右岸、干潟になる場所へ行く。赤いブイがある。本日の朝の水深50cmというところか。いきなり、沈み杭に根掛かり。頭が、まだ、ボーッとしている。釣りはしているのだが、身体が、起きていない感じ。3回根掛かりする。アーッ、頭にきた、と叫んで、それは、誰も、まだ、いないから、あー、ヤダヤダ、といいながら、ボートを数m移動させる。普通なら、はじめっから、こんな、醜態はしないのに、と思いながら、仕掛けを交換する。オモリを3ケもとられてしまった。
 まだ、20尾くらいしか釣っていないのに、水位が、ガンガン、低くなる。ボートがズズッと底に触る。仕方がないから、沖へ、沖へ、と下がっては、釣る。エサは、1pくらいにつけた。やりはじめが、9cmほどの型が多かったため。ところが、だんだんと小さくなって、とうとう、6cm級ばかりになってしまった。9cmはどこへ動いていってしまったのか?考えても始まらないので、またまた、ミオ側へボートを出す。
 本日の潮が「嫌い」なのは、潮干狩りにでるマイボートが多いため。本日も、遠慮のない「気持のよい」走りっぷり。干潟に近づくにしたがって、波が、盛り上がって、ボートの舷側を乗越えて、ズボンも、釣り道具も、なにもかも、びっしょびしょ。マイボートが2艘通っただけで、私は、戦意喪失。
 やむなく、沈船前へ行く。ここは、本日のいまの時季は、ここ、数年、本格的に釣っていない場所。過去に、いい釣りを、何度か、している。様子見。もし、過去のような釣れ具合だったら、腰を据えて釣ってやろうと、てぐすねひいていた所。ハゼはたくさんいた。ところが、5〜6cm級のオンパレード。ときおり、8p級が交じる程度。いまさらに、小型を釣りたくないので、どちらかといえば、8〜9cm級を釣りたいので、本日としては、ここを、あきらめた。
 だから、風にしたがって、また、上げ潮にかかったので、上流方向へ、釣り上がった。もちろん、右岸側。左岸側はH遊船のボートが7艘ほど、ピッタリ、ヘチにくっついて釣っていた。だから、そっちへはいかず、遠慮した。
 船が通過するたびに、川の中央の瀬に波があたって崩れる。だから、一番高い場所がわかっていたから、それを目安にして、瀬の斜面を斜めに横断するようにジグザグに釣ってみた。風と潮が同方向で、大潮なので、ガンガン流れになっている。1号オモリが着底しても、糸が張っているから、オモリが流されるほどの流れ。しかし、それは、もっけの幸い。自分で誘わなくていいのだから、こんないいことはない。だから、潮上へ投入して、糸を張っていると、ズズッと、潮下へオモリが動く。とたんに、ググッーと力強い引き。穂先が水面に突っ込む。だから、エサは1p〜1.5cmと大きく付けた。5〜6cm級のハゼは、エサ付けで、すべて、無視する作戦。そのため、小型はいくらもかかってこない。そのかわり、空振りも多い。しかし、小型のアタリか、デキの良型のアタリか、見極める。やたらには、あわせない。「力強い」アタリだけをとる。あるいは、チクッとかコツッとか、の明確な「前アタリ」をとった。これは、サオ先にアタリとなってあらわれないアタリ。これは、とても、楽しいアタリのとり方になる。結構な頻度でコツッがあった。
 ときおり、置ザオをボートの外へもっていかれてしまう。そのような大きさのハゼに育った証拠。沈船が100mも下流になった。川の中央の一番高い場所に来ている。干潮時間に、波が砕けていたラインだ。いまは、水深が1.5mもある。急激な水位の上昇、この辺りのハゼも、10日前よりも、ずっと、大きくなっている。本日の上げ潮では、一番子が入れ食った。
 南の風が強くなって、波が高くなった。1.8mサオで、穂先30cmほどの余りの水深。流れがきついので、ほとんど、放り投げたままで、オモリが着底するのを待つだけ。穂先が水面へ突っ込めばそれで完了という横着な釣りをした。そのかわり、エサは、タラシを出して、しっかりと付けた。食い千切られれば、そのままのエサで釣り続けて、5尾は連続で釣れた。効率がよい。
 船酔いしそうな波になったので、右岸側、ゴロタの上手に行く。少しは、風と波を除けている。水深1m前後で釣る。ここでも、入れ食い。本日は、上げ潮を釣る。今の時間に釣らなければ、10束には届かないから、一生懸命に釣る。オールで底を突いて、蛇駕籠近くまで行って、牡蠣礁の帯を確認してから、その両脇を釣る。根掛かりしないように、サオ1本分離れて釣る。ここも、良型揃い。アンカーが泥地に突き刺さっているやむなく、さらに、岸近くへ行く。石の護岸が途切れたところで、蛇駕籠に変る付近。水深50cm。ホームレスのアオテントの真ん前。ここも、入れ掛り。こうなると、納竿などしたくないのだが、タイムオーバーはご法度なので、道具を仕舞いながら、ボートを流して、桟橋へ戻った。
 干潮時間に予定していた場所が、不発だった。様子見で終ってしまった。釣れないわけではないが、小型が多いから、先延ばししたわけ。そのかわり、本日は、川中の瀬で、上げ潮をよく釣った。成功した。
2008年6月25日(水)
6月25日(水) デキハゼのミャク釣り、5〜14cmを1364尾(ヒネ5尾含む)。10束釣り7回目。外道にダボハゼ20尾。伊藤遊船。
 小潮、満潮8時23分、干潮14時52分。本日は、「潮」を釣る。水位の低下がゆるやかなので、前回やりきれなかった部分で釣りができた
 朝の水温24℃、朝の気温18℃。水色、赤色。午後になってササニゴリに戻った。
 曇り、東の風が強く、昼近くまで寒かった。午後、北東の風、少し。陽が照らなくて釣りやすかった。
 6時から16時まで10時間の釣り、136尾/1時間。正午までに990尾、165尾/1時間、正午から納竿までで374尾追加、93尾/1時間。水位が高いうちがよく釣れた。干潮時間帯が、いまいち、釣り込めなかった。
 朝一番で、東西線の操車場前、右岸に行く。送水管の下手、70mほどのところ。赤いヨットの下手から釣る。波消しコンクリートが完全に水に隠れてはいない。風が東で、ボート尻が右岸に直角に向く。だから、波消しコンクリートに尻を当てるように停めて釣る。
 本日の型は、デキの中型主体で、小型が大型よりも少し多いか、という交じり。潮回りによって釣れてくるハゼのサイズが日替わりで違っているようだ。仕方がないから、辛抱して中型を釣る。エサ付けは、だから、5ミリ〜1pくらいまで。10日前のエサつけを復活させた。それで釣る。
 岸際は水がないので、波消しコンクリートが途切れた沖目を釣る。デキの大中小の交じりでよく釣れる。ハリは袖バリ1号だから、ハリの大きさに不足はない。だから、デキの大型が多そうだと思ったら、エサを大きくつけて、タラシを出して、対応した。それでよい。
 同宿のボート、H遊船のボートがたくさん来て、動きづらくなったので、思い切って、水道管上手まで移動した。距離にして約100mほど。やはり、岸壁から5mほど離れて釣る。中型が多い。150尾ほど釣れる。さっきの場所をみると、他のお客さんがいなくなって、バラケタみたいなので、その場所へまた、戻った。少し沖目を釣る。どうやら、本日はそのような釣りになってしまったようだ。おまけに、水が赤くて、曇っているし、東の風で波がぶっつけで、結局、水の中がぜんぜん見えない。だから、根掛かりするのがいやだから、岸際は敬遠した。本日は、コンクリートの波消しの間は釣らなかった。というよりは、釣ることが出来なかったというのが正しい。次回以降に延期。
 いずれにしても、ここ数年、本格的に釣っていない場所だったし、釣っても、偵察釣りばかりだったので、本日は、懐かしかった
 今年のハゼの湧き具合はと、よく、質問されるのだが、私としては、普通の状態、という捉え方。アオシオ、アカシオのひどいのがないことを祈っている。中流域のゴロタ近辺の釣れ具合は、小型が多い、というのが、釣りをした人の共通した意見だ。孵化が遅かった、ということだと思える。10日ほど遅れているか?私も、だから、あまり、本格的にはサオを出していない。今後の場所。逆に、上流域の右岸、桟橋に囲まれた一帯が、いま、釣れている。風も避けられるし、水位が高い時間を釣れば、そこそこの釣果が出せると思える。伊藤遊船から最上流域まで、桟橋群は数が多いから、桟橋周りと岸際を釣れば、ヒネ交じりで期待できると思う。
 なお、このところ、ハゼ釣りのペースがアップしているので、心配していたとおりに、右手の親指の先が、ハリのチモトがあたることによって、皮膚に穴があいてしまった。1号バリといっても、回数が多くて、釣行間隔が今回のように短いと、どうしても、指に穴があく全治1週間だから、この間は、ハゼ釣りを自粛するしかない。次回のハゼ釣りは、7月2日(水)以降になる予定。雨マークだったらパス。諸般の事情からそのようになってしまう。それまでには、指の傷も完治すると思う。このことだけは、昔のまま。たびたび、このようになるのがイヤだから、1号バリを使っている。それでも、穴があく。
2008年6月23日(月)
6月23日(月) デキハゼのミャク釣り、5〜14cmを1569尾(ヒネ2尾含む)。10束釣り6回目。外道、木っ葉ガレイ2枚、セイゴ1尾、ダボハゼ30尾。伊藤遊船。本日の朝一番の釣りは、会心のできだった。
 中潮、満潮6時41分、干潮13時38分。干潟が露出するまでに、どれだけ釣り込めるか、という釣りだった。
 朝の水温22℃、朝の気温、18℃。水色、ササニゴリ。
 曇り、北、または、西の風、のち、北東の風ややあり。涼しすぎるくらい。釣り日和。
 6時から16時まで、10時間の釣り。156尾/1時間11時まで5時間で1116尾、223尾/1時間、納竿までに453尾追加、90尾/1時間。
 朝一番で東西線車庫手前の操車場前に行く。水位が高い。右岸の岸際、水深50cmを釣る。本日は1m以上の水深は釣らないつもりでいた。理由、ハゼの数が少ないから。深い場所は、まだ、少し、ハゼの溜まり具合が少ないようだ。
 今朝の船宿情報で、前日までの人が、水位が高い時間に、デキの一番子をたくさん釣った、というのがあったので、前回に、やりのこした部分を釣るつもりで行った。釣ってみたら、8〜9cm級の入れ掛り。したがって、エサは、1〜1.5cmと長く大きく付けた。タラシを、ちょっとだけ、出してみた。大正解。丸々と太ったデキの大型ばかりで、浅場で、のす
 風が北になったり、西になったりで、ボートが安定しない。ときどき、ボート尻が川中を向いては、岸と平行に戻る。ボートの向きにあわせて、釣れる場所だけを釣る。なんにしても、入れ掛りだから、同一のピンポイントを釣らなくては!などという考えは吹き飛んでしまう。11時に、船宿に最初のハゼを渡す。1116尾あったという。ならば、223尾/1時間のハイペースだ。この日誌を読んでいる方々は、1時間に223尾釣れるペースを5時間も持続した、という釣れ具合を実感できるだろうか。平均223尾ということは、250尾以上の時間があり、200尾の時間もあったということである。
 私の場合は、魚影と潮時の条件が合えば、時速200尾のペースは可能。問題は、それが何時間持続するか、ということ。本日は、5時間でおしまいになった。原因は、水位が下がったために、その場所にいられなくなったため。それは、朝からの予想の範囲内。しかたがないこと。ペースが落ちるのは、わかっていたから、釣れるときに、しっかりと釣った、ということ。それまで釣っていた岸の沖の30mほどのところに、牡蠣礁が帯状にある。岸とその間で釣ったのだが、水位が下がって、牡蠣礁が露出して、私のボートが間に取り残される格好になった。早いとこ、逃げ出さないと、水溜まりに閉じ込められてしまう。したがって、うしろがみをひかれる思いで、脱出。ボートの底をガリガリいわせながら、牡蠣礁を乗越えた。
 今度は、牡蠣礁の外側へ出た。まだ、水位があるので、念のために、ゴロタの沖の瀬を2回に分けて釣ってみた。ポツポツ程度。2回とも戻る。今度は、先ほどの牡蠣礁の外側の沖合い70mほどへ出てみた。所々に、牡蠣の群落があるようだ。ダボがいる。デキは大小の交じり。こんな沖目になんでこんなチビちゃんがいるの?という感じ。
 その沖合いから、北東の風に乗って、ズルズルと右岸方向へ釣り下がった。一番良く釣れたのは、牡蠣礁の近く、水深50cmの場所だった。はじめっから、ここでやればよかった、などと、ちょっとは、思ったが、結局は、偵察をしておいてよかったように思える。次回のための参考資料になる。本日釣れたからといって、次回も、そのラインで釣れるとは限らないのだから、私流の偵察は必要と思っている。
 本日のように、5時間で1116尾を釣るような釣れ具合のときは、ときどき、ある。であれば、釣果は、1500〜1900尾はいく。2000尾に近づくには、水位が高い、ということが、ひとつの、条件になってくると思っている。
 もう一点、本日の午前中のような食いにぶつかったときに、それを、そのまま、しっかりと、釣り上げてしまえるだけの、キャリアがどうしても必要だと思う。時速200尾以上のペースで、ハゼを釣りつづけられるか、ということである。この点があいまいで妥協をしていると、チャンスを逃すことになる。私は、たまたま、チャンスをものにしただけ。
 私は、時速200尾以上のペースのことを、「瞬間風速」と呼んでいる。瞬間風速が30分で終るのか、5時間続けることができるのか、ということは、釣り人の側の問題でもある。過去、何度も、苦い思いをさせられた経験がある。だから、チャンスは逃さない。
 1.8mサオ2本、道糸ナイロン1.2号、オモリナス型1号、袖バリ1号1本バリ、ハリスの長さ3p、自製胴付仕掛け。根掛かり覚悟のため、ラインは1号を使わず、1.2号と太くした。1m以下の浅場なのでラインの太さは気にならなかった。丈夫さを優先した。
2008年6月19日(木)
6月19日(木) デキハゼのミャク釣り、5〜14cmを1107尾(ヒネ2尾含む)。10束釣り5回目。外道に、木っ葉ガレイ1枚、セイゴ1尾、ギマ1尾、ダボハゼ数尾。伊藤遊船。本日の10束釣りは厳しい対応を迫られた釣りだった。今シーズン、初めてサオを出すエリアを4ケ所釣って回った
 大潮の中日、満潮4時15分と18時22分、干潮11時20分。東西線車庫前の川中の瀬が、もう少しで露出するか、というほどに潮が引いた。水色、朝は赤色、午後、上げ潮になってササニゴリの水色に戻った。
 昨日の夕方のニュースで、旧江戸川と新中川で、ボラ、ハゼ、ウナギ、レンギョの大量死というのを放映していた。16日の月曜日からそのようなことがあったらしい。したがって、本日の釣行は、果たして、10束釣りができるような状況かどうか、という気持ちで釣行した。
 朝の水温、24℃、朝の気温、21℃。
 曇り、南西の風、正午前後から、さらに、風が強くなった。ボート酔いしそうだった
 6時から16時まで、10時間の釣り。110尾/1時間
 6時、東西線鉄橋の下手にある送水管の下、右岸、岸壁際、水深50cmを釣る。石の階段と、その下の、波消しコンクリートの上を釣る。潮の下げのスピードが速い。座礁しないように早めに下がりながら釣る。5〜8pのデキハゼの交じり。ヒネは釣れなかった。
 いまの時季のハリは、袖バリ3号クラスでいいのだが、私は、1号バリを使っている。右手、親指の皮膚に穴があかないようにするため。たとえば、300尾、という数字であれば、私の場合でも、3号バリを使って、まったく問題がない。10束目標では、少なくても、私は、3号バリは使わない。小さなハゼを釣るためではなくて、指の保護のため。3号、3.5号、4号、5号の袖バリは、予備バリとして、常に、持参している。
 3号バリでも、エサつけ次第で、中小のハゼは十二分に釣れる。私が、3号バリで、過去に、さんざん、10束釣りをした経験があるのだから。6〜7月上旬のデキハゼは、シーズン中の釣りとしては、一番、難しい釣りだと思える。エサ付けを油断したり、いい加減な付け方をすると、空振りの連発になるからだ。いまは、エサ付けに、もっとも、神経を使う必要がある季節である。
 500尾釣ったところで、移動する。送水管の橋脚をグルッと一回りしただけで5束。同宿のボートが多数集って、賑やかになった。自由に移動もできかねるので、退散。逃げ場としてとっておいた3日前に釣ったゴロタ前後の干潟になった前の斜面に行く。釣ってみたが、先日とは大違い。ハゼはどこへ行った?という感じ。二ヵ所釣ってみたが、全然、ダメ。そういえば、対岸のH遊船のボートが、先週はH遊船側でよく釣れたのに、今日はダメ、と言って、右岸の送水管下へきたことを思い出した。同宿のボートも、船宿対岸が今日はダメだよ、と言っていた。
 そうであれば、ここは一番、賭けに出ようか、と思った。ゴロタの正面の川中の瀬の上に行く。今シーズン、はじめて、サオを出す場所。もう、イチカバチカ、ここで、釣れなかったら、本日の10束釣りはない、という気持。あと、5束を釣るか、という気持。水深は、50cm、ササニゴリ、南西の風が強くて、ボートの揺れが激しい。サオが、風で、ヒューッとしなる。こんな条件は長年の間では何回もあるから、釣りそのものは、まったく、いつもどおりにできる。ただし、ボート酔いしそうなのには参った。それでも、デキの大中の交じり。いた、いた、という気持。でも、ちょっと、まだ、少し、時季が早いのかなあ、というペースだ。それに、風が強いので、ボートの真横とか、ボートの先端方面は釣りがしづらい。だから、後ろを向いて、右側と、左側だけを釣る。この方が、釣りやすい。仕掛けは、真横へ振る。そして、ボート尻までの間でアタリをとる、という釣り方。30〜50尾釣ると、3mくらい風下へ下がる。その繰り返し。本日の風では、そのようにするしかない。基本どおりのスタイルの釣りは、本日は、私に限っては、やらない。ナンセンス。
 ときおり、右岸側のミオ筋、干潟前の斜面などへ行ってサオを出すが、いっこうに、好転しないから、また、川中へ戻る。あまりに、風と波がひどくなったので、ゴーッと音がする風だったので、右岸のゴロタの上手、前回サオを出しそこなったエリアへ行く。南西の風だから、少しは、風アタリが弱く感じる。水深50cmくらい。上げ潮が、かなり、効いている。潮が上がったばかりの場所。風で仕方がないから避難したのだが、なんと、そんな場所で、ポツポツと釣れてくる。これならば、なんとか、拾えるかも、と期待が膨らむ。エサは、米粒大なのだが、ときおり、1p以上に大きくつけて、空振りを、わざと、数回して、ハゼを寄せる気持で釣る。そうすれば、アタリの出方が断然違ってくる。その繰り返し。
 岸へ10mくらいの場所なのに、アンカーが砂に突き刺さっている。そんな強い風。それでも、川中よりもずっとよい。釣れたハゼが、ときどき、凧揚げのように空中に舞う。風と波と上げ潮にあわせて、5mほどずつ上流へ移動して、朝一で釣った場所まで戻ってきた。ラスト30分をそこで釣る。朝と同じような釣れ具合だった。
 本日のような場合でも、3号のハリに、エサを丁寧に小さく付けて、ときおり、大きめにつけたりして、水深50cm〜1mほどのエリアを釣れば、ある程度の数は揃えられるはず。デキハゼの一番子がもう少しで9pくらいになる。そうなれば、エサ付けも1pとか、大きくして、最初のアタリでググッと釣れてくるようになると思う。
2008年6月16日(月)
6月16日(月) デキハゼのミャク釣り、5〜14pを1217尾(ヒネ4尾含む)。10束釣り4回目。外道にダボハゼ多数。伊藤遊船。
 中潮、干潮9時30分、満潮14時41分。明後日から大潮になる。日中は、いまの季節は、潮位の変化が大きい。水色、赤色。これは赤潮だった。川面が、赤色と、ササニゴリと、マダラ模様になっていた。どちらの水面でも、釣れた。小規模な赤潮ならば、ハゼが急速に育つ潮。赤色はプランクトンなのだから。東京湾の水温が、高くなってきた証拠。
 朝の水温、23℃。朝の気温20℃、日中26℃。風が爽やかだった。
 朝、曇り、北東の風、のち、晴れ、南東の風。上げ潮にかかる前に風が変わった。
 6時から16時まで、10時間の釣り。121尾/1時間。正午までで710尾、119尾/1時間、納竿までに507尾追加、127尾/1時間。上げ潮が効いてきてからが、入れ食いだった。午前中、辛抱して、コツコツと釣ったのが、良かったと思う。
 6時、中流域、右岸、東西線車庫前、ゴロタの下手に行く。下げが効いていて、水深は30〜50cmしかない。もうじき、干潟になってしまうタカに、アンカーを入れる。引き潮が速いので、ボートの底がすぐに川底に触れてしまう。座礁しないように気をつけて釣る。
 この場所は、今シーズン初めてサオを出す場所。ともかく、どの程度釣れてくるか、どれだけの大きさなのか、未知数の釣り。
 1.8mサオ2本、袖バリ1号の1本バリ、ナス型1号オモリ、胴付仕掛け、ハリスの長さ3p。青イソメエサを、とりあえず、1p程度の長さで付けてみた。チリチリ、ゴツゴツの連続。ハリに掛からない。辛抱して食わせておく。小さくなったエサに釣れてきたのは、6cmくらいのハゼ。ハハァー、この辺りは、このサイズが多いんだなあ、と思う。正体見たり、という気持。1週間前の最上流域のハゼと比べると、一回り小さいサイズ。ちょうど、10日ほど、成長が遅いかなあ、という感じ。孵化がそれだけ、遅かったということ。そのかわり、6cm前後のハゼの数は、想像できないくらいに、たくさん、いるみたい
 6月3日に、はじめてミャク釣りをやった要領で釣る。早アワセはしないことにした。空振りするのが、オチだから。それでも、ハゼは、3日に釣ったときよりは少し大きいかなあ、という気持。でも、エサは、米粒大につける。ときどき、大きくつけて食わせてやる。このサイズのときは、ともかく、アワセを焦らないことが大切。
 175尾釣ったところで、ボートが、タカにいられなくなった。さあ、それでは、ちょっと、遠征してみるか、と移動。100mほど上流の、操車場前に行く牡蠣礁が帯状に露出している。この状態だと、釣れても、数は知れている。上げ潮で水没したころが、釣り時間としてはいいので、いまは、試し釣りのつもりで釣る。50尾釣れる。時速80尾程度かなあ、というペース。T遊船のボートが1艘くる。私の下手、ゴロタ付近に入る。偵察は済んだので、そのボートを横目で見ながら、ゴロタの下流100mのところへ行く。今度は、干潟から5〜7m離れてアンカーを入れた。釣りポイントの水深は、干潟側が50cm、ミオ側が1mというところ。ミオ側は、沈殿物とか、牡蠣礁が点在して、ときどき、ハリをとられるが、デキの良型がときおり釣れてくる。ダボもたくさん釣れる。根がある場所の特長。かまわずに、ダボもゲットする。そうしないと、ダボばかりが増えてしまう。
 T遊船の人は、2本ザオ、ミャク釣り、だったが、しばらくして、移動して行った。釣れなかったのかなあ、と思う。そのうちに伊藤遊船のボートが2艘きた。いっしょに釣る。ただし、釣るハゼのサイズを、デキかヒネか明確に決めていない様子。それでは、釣りのしようがない。その方たちも、移動していった。けっきょく、私一人になった。
 潮留まり前後から、南東の風になった。予定通りの風向き。釣りやすい。干潟と水平にボートが並ぶ。ヘチを釣りやすい。正午になった。710尾まで数えた。ゴロタまで釣り上がってきたので、また、下流へ戻る。潮が高くなってきたので、はじめに釣ったラインが、沖になったから、もう一度、下流からゴロタ近くまで流すつもり。途中まで釣ってきて、気が変わる。なぜかというと、下流の、沈船に近づくほど、型が小さくなり、数も少ないと思えたから
 だから、中途で止めて、ゴロタの上手へ行く。午前中のT遊船のお客さんがやっていた所のタカ。潮が上がって、水深60pくらいになっている。オールでゴロタ石を確認してから、ちょっと、外れた場所で釣る。なんと、入れ食い。本日、一番アタリが多い場所になった。大当たりー、というところ。この場所も、潮が高いときの方が、よく、釣れる場所。待っていた甲斐があった。
 右、左と釣って、ズルズル、とボートの長さだけ潮下へ下がる釣り方。しばらく釣って、完全に、10束に達したと確信した段階で、操車場前の水深1.2mへ移動した。午前中に確かめておいた場所。牡蠣礁をオールで確認してからサオを出す。一発目から根掛かり。また、根掛かり。嫌気が差して、どうしようかと、考えていたら、陸釣りの人が、誰一人としていないことに気がついた。オッ、チャンス、と思う。ラスト1時間を、護岸にくっついて、釣ってみようか、と気が変わる。なかなか、普段はできないこと。10束釣ったことだし「遊んでみればいいんだ」と茶目っ気がでる。釣れればしめたもの。
 操車場前の護岸は、石段が5段、陸から水面まで下りている。その一番下が水に隠れて、2段目にチョボチョボと波が被っている。その下段の先は、砂地で、石段から先、50cmの所に、50cm間隔で、長方形の波除けコンクリートが3列に入っている。私は、その、波除けコンクリートの上と、その間と、石段の水に隠れた最下段の上の、3ケ所を釣るつもりで、石段から3mほど離れてボートをつけた。ほんの、遊び心。
 釣ってみたら、本日、一番の、デキの良型の入れ掛りになった。散歩にきた人が、目の前で見ている。その人、曰く。2本のサオは、小突いたり、引いたり、普通はするんですよねえ、と手振りを交えて、私に話し掛ける。途端に、数がわからなくなる。もう、終りだし、いいかっ、と思って、話し相手になる。その人は、お宅は、エサつけてホン投げるだけで、なんにもしてないですよねえ、と言う。確かにその通りで、サオを上げて、ハゼを外して、投入して、の繰り返し。自分も、今度、やってみよう、とその人が言う。そうですよ、陸釣りの場合は、川の中へ、中へ、と入るけど、実際は、こんなヘチにいるんですよ、と答えた。実際に、その人の立っている足元の石段で釣れているのだから。
 ラスト5分になった。きっと、あと10尾は釣れますよ、と言って、ちょっとボートを動かして、サオを出す。本当に10尾がすぐに釣れた。そこで、納竿。12束に届いたかなあ、という数だが、肝心なところが、会話で、不明になっている。ともかく、中流域でも、魚影が濃いことが、よくわかった一日だった。沖目の瀬の上はサオを出さなかった。
2008年6月9日(月)
6月9日(月) デ